月収の3倍の携帯!?中国の若者事情に驚く

先週は休みなしの一週間だったため、昨日は久しぶりに横浜の自宅でゆっくり過ごしました。
昼寝をしながらのんびりした後、来年大学受験を控えている息子と進路について話し合いました。
AO入試で受験するため、「働くということ」をテーマに論文を書くとのことで、一緒に考えたり調べたりする時間となりました。
ついこの前まで、一緒に遊園地でヒーローショーを楽しんでいた息子が、今では「働く」というテーマについて語り合うようになったことに、年月の早さをしみじみと感じた一日でした。
さて、先週のニュースで、中国の携帯電話保有台数が7億台を超えたと報じられていました。
日本とは比較にならない巨大なマーケットです。
中国の携帯電話市場では、Nokia が圧倒的なシェアを持っており、価格帯も300元(約4,500円)から5,000元(約75,000円)までと非常に幅広くなっています。
日本と同様に、若者の間では高価格帯の最新機種を持つことがステータスとなっており、3,000〜5,000元クラスの携帯を持つ人も少なくありません。
実際、当社上海の元実習生で、月収1,500元にもかかわらず5,000元の携帯を購入したケースもありました。
月収の3倍以上の携帯電話。
皆さんなら購入されるでしょうか。
さらに驚くのは、富裕層向けの市場です。
上海の久光百貨店では、日本ではあまり聞かないブランドの携帯電話が販売されており、平均価格は日本円で約250万円、最高級品はなんと1,000万円にもなります。
私もショーウインドウ越しにその実物を見ましたが、正直なところ、その価格に見合う魅力は感じられませんでした。
一方で、機能面を見ると、日本のように携帯でインターネットやテレビを楽しむ文化はまだ一般的ではなく、多くの人がショートメールを利用している程度です。
地下鉄でも、日本のように画面を見ている人は少なく、むしろ大きな声で通話している光景をよく目にします。
そのような中、日本メーカーの携帯電話も徐々に存在感を高めてきています。
特に Sharp Corporation の折りたたみ式携帯は若者の間で人気があり、私が使用している端末も「かっこいい」と声をかけられることが増えました。
また、iPhone の正規販売も中国で始まる予定ですが、最大手ではなく3番手の通信会社からの展開であることに加え、すでにコピー品や並行輸入品が出回っているため、日本ほどの話題性は感じられません。
中国市場は、その規模の大きさだけでなく、消費の価値観やスピード感においても日本とは大きく異なります。
改めて、そのダイナミズムを実感させられる内容でした。
やっぱり横浜が好き—帰る場所がある安心と、上海の日常の変化

昨日の午後2時、本社へ戻りました。 日本に帰るたびに、「やっぱり日本が好きだな」と実感します。
そして何より、生まれ育った横浜が特に好きだと改めて感じます。
私は駐在員の方とは異なり、月に1〜2回は必ず帰国しています。
また、上海滞在中も会社やマンションの周辺には日本人が多く、食事にも困ることはなく、とても便利な環境です。
それでも横浜に帰ってくると、やはり生まれ育った街だからでしょうか。
どこかホッとする、安心した気持ちになります。
ちなみに、現在の横浜のイメージ写真といえば「みなとみらい」がよく使われますが、私が好きなのは、今回掲載しているような昔ながらの横浜の風景です。
こうして、好きな横浜にいつでも帰ることができる。
そして、日本の会社を安心して任せられる環境がある。
自分は本当に恵まれた環境で中国事業に取り組めていると感じています。
これは、日本三笠の従業員一人ひとりが日々努力し、会社を支えてくれているからこそだと、心から感謝しています。
さて、今日の上海の話題です。 これは私にとって身近なニュースですが、上海公司が入っているビル(遠東国際広場B棟1階)に、牛丼チェーンの 松屋 がまもなくオープンします。
次回上海に戻る頃には、すでに開店しているでしょうか。
この店舗は中国進出1号店とのことで、ぜひ頑張ってほしいと思っています。
また、最近では近くの太陽広場にある居酒屋 白木屋 の隣に、「東京ダイニング」という新しいお店もオープンしました。
これまで、一人でも入りやすい日本料理店が意外と少なかったのですが、このお店は非常に入りやすく、最近はよく利用しています。
内装工事中の松屋も、気軽に立ち寄れる雰囲気になりそうで、個人的にもとても楽しみです。
これからも、横浜と上海、二つの拠点を行き来しながら、仕事にも全力で取り組んでいきたいと思います。
東京ギフトショーへ—上海展示会に向けたヒント探しと、中国の最新交通事情

本日は、来週開催される東京ギフトショーの視察のため、日本へ戻ります。
今回は出展ではありませんが、来年3月に上海で開催される展示会への出展を見据え、じっくりと会場を見学する予定です。
特に、展示什器やブースデザイン、スタッフのコスチューム、パンフレットの見せ方など、細部にわたって参考にしたいと考えています。
上海で出展するからには、他社に埋もれることなく“目立つ存在”となり、少しでも多くの方にブースへ足を運んでいただきたい。
そして、新たな取引先様とのご縁を一つでも多く築いていきたいと思っています。
さて、今日の上海の話題です。 最近、上海に限らず中国全体で飲酒運転の取り締まりが非常に厳しくなっています。
検問の数も増え、それによって渋滞が発生するほどです。
背景には、飲酒運転による事故の増加があります。
さらに、一部の富裕層が違反をお金で解決してしまい、反省が見られないといった問題がマスコミで取り上げられたこともあり、現在では日本以上とも言えるほど徹底した取り締まりが行われています。
私自身、中国でも日常的に運転をしていますが、飲酒の予定がある日は必ずタクシーを利用するようにしています。
ここで一点ご注意です。
上海では国際免許は通用せず、現地での身体検査や試験を経て免許を取得する必要があります。
また、日本のような気軽に利用できるレンタカー制度もありません。
さらに、運転マナーや交通ルールの“感覚”も日本とは大きく異なります。
日本の常識のままで運転すると、思わぬ危険に遭遇する可能性もあります。
そのため、多くの日系企業では駐在員の現地運転を禁止しており、移動には運転手付きの車を利用するケースが一般的です。
費用も1日1万円以下と比較的リーズナブルなため、安全面を考えても運転手付き車両の利用をおすすめします。
中国商談と“コピー文化”に驚いた一日

今日は、午後一番から中国のイトーヨーカ堂(北京・成都)からお越しのバイヤー様2名と商談を行いました。
バイヤーの方は中国人ですので、商談の進行自体は上海スタッフに任せ、私は価格や納期、素材など重要なポイントで質問があった際に対応する形となりました。
改めて、自分自身も中国語でスムーズに商談ができるようになりたいと強く感じました。
多少の聞き取りはできるものの、ビジネスレベルで話せるようになるには、まだ努力が必要です。
商談は無事に終了し、その後は当社パンフレット用の写真撮影へ。
近くの写真スタジオで、丁寧にメイクとヘアセットをしていただき、5カットを撮影。さらにフォトショップで修正まで行い、データをDVDで受け取りました。
これだけの内容で料金は50元(約700円)。 私は「安い」と感じたのですが、社内の女性スタッフからは「高い」との声もあり、感覚の違いに少し驚きました。
さて、今日の話題ですが、上海近郊で興味深い現象が起きています。
イギリス最大手スーパーの Tesco が中国で展開している「楽購(テスコ)」ですが、その“ニセモノ”が多数出現しているのです。
驚くべきことに、店内のポスターや買い物袋、従業員の制服、さらにはレシートに至るまで精巧にコピーされています。
そしてさらに驚くのは、その店舗数です。
正規の「楽購」が約65店舗であるのに対し、ニセモノは70店舗以上とも言われており、本物を上回っているという状況です。
実際に当社の社員ですら、どの店舗が本物でどれがニセモノなのか判別が難しいと言っています。
中国では、過去にも同様の“スーパー丸ごとコピー”の事例があったそうです。
時計やバッグといった小物にとどまらず、車や電車、そしてスーパーそのものまでコピーされるというスケールの大きさには、改めて驚かされます。
中国市場は大きな可能性を秘めている一方で、こうした独特のリスクも存在します。
その現実をしっかりと理解しながら、今後もビジネスを進めていきたいと思います。
安いけれど油断禁物、上海タクシーのリアル

昨日は、久しぶりに事務所へ出勤し、外出もなく比較的落ち着いた一日となりました。
本日、上海のお客様との商談を控えているため、帰宅前に提案書の最終確認を行いました。
その後、最近なかなか行けていなかったスポーツクラブへ。
疲れていたので迷いましたが、思い切って汗を流してきました。
さて、本日は上海のタクシー事情について少し触れたいと思います。
上海のタクシー料金は、初乗り3kmまで11元(約155円)と非常に安く、日本のバスよりも気軽に利用できます。
その一方で、雨の日や通勤時間帯にはタクシーを拾うのが難しく、遠慮しがちな日本人にとっては少しハードルが高い場面もあります。
また、タクシー会社によっては注意が必要です。
写真左側のエンジ色のタクシーは、特に外国人は利用を避けた方が無難です。
浦東空港から乗車した際に遠回りされるケースもあります。
私自身も過去に2度経験があり、2回目は知人の中国人に協力してもらい、警察にも来てもらったうえで返金対応をさせたこともありました。
金額にすると100元程度ですが、外国人として毅然と対応することも大切だと感じています。
一方で、安心して利用できるタクシー会社もあります。
大众(大衆)、強生、巴士、錦江、海博の5社は比較的信頼できると言われています。
ただし、どの会社であっても運転が荒いドライバーもおり、日本と比べると交通事情は決して良いとは言えません。
乗車時はシートベルトを着用し、必要であれば「ゆっくり走ってください」と伝えることをおすすめします。
中国語に不安がある方でも安心できるサービスもあります。
上海では、日本人向けの無料通訳サービスがあり、車内に日本語の案内シールが貼られているタクシーもあります。
電話をすれば、日本語で行き先の説明やトラブル対応をしてもらえる仕組みです。
携帯がない場合でも、運転手の電話を借りて利用することができます。
海外での移動は便利さとリスクが隣り合わせですが、少しの知識と準備で安全性は大きく変わります。
なお、当社上海でもさまざまなサービスを展開しておりますので、ぜひ下記URLもご覧ください。
台風と株価急落、日中それぞれの“揺れ”を感じた一日

昨日は、日本からお越しいただいていたバイヤー様がご帰国されました。
夕方、羽田空港に到着予定の便でしたが、天気予報では台風の接近が報じられており、無事に到着できるか大変心配しておりました。
しかし夕方、担当者宛に「無事到着しました」とのご連絡をいただき、ほっと胸をなでおろしました。
さて、昨日の日本では政権交代の話題が大きなニュースとなっていましたが、上海では別の意味で大きな動きがありました。
上海A株が約7%急落したのです。
背景には、銀行による企業融資の縮小への懸念があります。
中国の生産工場は、ここ数年の好景気を背景に、受注見込み以上の設備投資・拡大を進めてきたところが多く、現在は資金繰りが厳しくなっている工場が少なくありません。
そのような状況下で融資が引き締められると、多くの工場が一気に倒産リスクにさらされる可能性があります。
さらに、上海A株は外国人が直接投資できない市場であるため、このような急落は中国国内、特に上海の景気に大きな影響を与えることが懸念されます。
とはいえ、中国政府はこうした局面での対応が非常に速いのも特徴です。
今後の迅速な政策対応と、早期の回復に期待したいところです。
工場と和解商談

昨日は日曜日でしたが、日本からお客様にお越しいただき、浙江省海寧にある靴下工場との打合せに行ってきました。
この工場は、以前は当社商品の主力生産を担っていたのですが、一昨年に大規模で豪華な新工場を建設したことにより固定費が大きく増加し、大幅な値上げ要請を受けました。
当社としても協議を重ねましたが、条件面で折り合いがつかず、やむなく発注を他工場へ切り替え、現在ではほとんど取引がない状態となっていました。
そのような中、当社からの発注が減少したことで工場の経営は悪化。
工場の女性社長は、当社を介さず、お客様の上海事務所へ直接訪問し、「当社を通さず直接取引をしてほしい」と依頼されたとのことでした。
その話を受けたお客様の上海事務所の方が状況を気にかけ、日本のバイヤー様へ共有。
ちょうど別件で上海に来られるタイミングと重なり、貴重な日曜日の時間を割いていただき、今回の三者での話し合いが実現しました。
結果として、工場側も価格面で一定の譲歩を示し、当社としても再度取引を再開することとなりました。
もともとこの工場は、規模こそ大きくないものの、品質が高く価格も競争力があり、当社としてもお客様のバイヤー様としても非常に評価の高い工場でした。
しかし現在は、ホテルのようなロビーや展示場、豪華な会議室を備え、さらに別棟には広大な工場を建設したものの、その稼働率はまだ十分とは言えない状況。
加えて、日本車や高級車の購入など、設備投資以外の支出も増えている様子でした。
こうしたコスト構造の変化が、最終的に製品価格へと反映されるのは当然のことです。
どこかでコストを見直し、削減すべきところは削らなければ、工場の経営そのものが立ち行かなくなる可能性もあります。
実は、これはこの工場に限った話ではなく、現在の中国の製造業において、少なからず見られる傾向でもあります。
今回の訪問を通じて、改めて「適正な投資」と「持続可能な経営」のバランスの重要性を強く感じました。
生協とメーカーをつなぐ『ぱふぇすた』初参加

昨日は、日本本社のお取引先であるコープ九州様が開催する第9回「ぱふぇすた」IN篠栗に、当社が初めて参加させていただいているということで、福岡滞在の機会を活かし、私も見学に伺いました。
「ぱふぇすた」とは、コープ九州の職員の皆様による学習・交流会であり、九州・沖縄の各県の会員生協から、共同購入・個配センターの配達担当者の代表者が約100名参加される大規模な催しです。
当日は、10月以降の非食品チラシに掲載される重点商品の説明が行われました。
今回で第9回目を迎えるこの「ぱふぇすた」は、生産者(メーカー)・生協・組合員様をつなぐ“情報交流の場”として大変重要な役割を担っています。
配達担当者の皆様は、日頃から組合員様と直接接している立場として、商品に対するご要望やご意見を生産者へ伝える役割を担っています。
一方で、私たち生産者(メーカー)は、その声を受け取りながら、商品の魅力をどのようにわかりやすく伝えるかを、配達担当者の皆様にしっかりとお伝えしていきます。 まさに「現場」と「ものづくり」がつながる、大変意義のある取り組みだと感じました。
今回、当社の旭化成サーモギアという発熱繊維を使用した商品が重点商品として取り上げられ、当社社員が配達担当者の皆様へ商品の特長や魅力を説明させていただきました。
これから組合員様へお届けいただく大切な商品として、しっかりとご理解いただくための貴重な機会となりました。
当社ホームページでも、旭化成サーモギアを使用したシリーズ商品をご紹介しております。
http://www.kk-mikasa.co.jp 本商品は、10月より日本全国の生活協同組合様の共同購入チラシにて販売開始予定です。
これからの寒い季節に向けて、サーモギアを使用したあたたかい靴下を、ぜひお近くの生協にてお試しください。

福岡で出会った阿修羅像と、博多の夜

昨日は福岡空港に到着後、お客様との待ち合わせまで少し時間があったため、何をしようかと考えていたのですが、お客様におすすめいただき、九州国立博物館で開催されている阿修羅展へ行ってきました。
事前にレンタカーを予約し、14時頃には到着する予定でしたが、飛行機の遅延により、博物館に着いたのは16時過ぎ。
閉館は17時ということで、あまり見られないかと半ば諦めていました。
しかし幸いにも館内は空いており、阿修羅像を360度、ゆっくりと鑑賞することができました。
特に印象的だったのは展示方法です。
ガラスケースに入れられているわけではなく、空間全体が演出され、幻想的な雰囲気の中で阿修羅像と向き合うことができました。
まさに“生きているかのような存在感”で、非常に貴重な体験でした。
この阿修羅展は、**九州国立博物館**で9月27日まで開催されています。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。きっと心に残る体験になると思います。
その後はお客様と合流し、深夜までお酒を飲みながら、楽しい時間を過ごすことができました。
博多は空港からのアクセスも良く、食べ物も美味しく、しかもリーズナブル。 改めて、とても魅力的な街だと感じました。
深圳で癒され、上海で満たされる一日

本日は香港から電車で深圳へ戻り、店舗見学を行った後、上海へ一時帰宅となりました。
深圳では、歩き回ってさすがに疲れも出てきたため、途中で足裏マッサージへ。
なんと70分で20元(約300円)と、上海の半額ほどの価格に驚きです。
テレビを見ながら、お茶をいただき、ゆったりとした時間を過ごしながら疲れもすっかり解消。
改めて中国のサービスのコストパフォーマンスの高さを実感しました。
その後、一路上海へ。
到着は夜7時過ぎとなりました。
上海公司の近くには「太陽広場」というビルがあるのですが、その1階に最近「東京ダイニング」というお店がオープンしたと聞き、夕食はそちらへ。
看板メニューのこってり醤油ラーメンをいただきましたが、これがとても美味しい。
価格も39元(約580円)と、日本と比べても納得のクオリティです。
上海公司の周辺には、日本人が経営する美味しいお店が年々増えており、食の面でも非常に充実しています。
中華料理が苦手な方でも、まったく心配はいりません。
ぜひ一度、上海へお越しください。












