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靴下の編立て技術を継承する取組みを - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠

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靴下の編立て技術を継承する取組みを

カテゴリ: 横浜 公開日:2021年12月07日(火)

先月にイタリアロナティ社グループの丸編機の日本総代理ユニオン工業さんに於いて、技能研修スクールが開催されました。

三笠奈良工場の技術スタッフも毎回参加させて頂いており、今回は入社4年目の24歳のスタッフが参加させて頂いたのですが、

編機の基本的なメカの技術と最新デジタルの入力について楽しく学ぶ事が出来て大変勉強になったと喜んでいました。

その研修の模様が、ユニオン工業さんのYouTubeチャンネルにアップされていたので下に貼り付けました。

 

三笠奈良工場では、大和高田市役所通りに建設する新工場に向け、靴下の編立て技術を継承する人材を常時募集しています。

日本の靴下製造と品質管理レベルの高い靴下を世界へ向け販売して行く取り組みを始めています。

ご希望の方は、この弊社問い合わせページから連絡して頂ければと思います。

私は、2000年に中国の靴下工場と初めて直接輸入を開始しました。

その当時の民工さんの月給が400元程度(約7,000円)でした。(現在6,000〜8,000元)

靴下の爪先を縫う作業には、ロッソ(つま先を縫うミシン)もしくは、リンキング(1目づつ細かく縫い合わせる)2つの縫い方があり、当時の日本ではリンキングは手間が掛かり工賃が高いので高級なビジネスソックスにしか使っていなかったのに対し中国では、ロッソミシンを買うよりも工賃が安く設備投資の少ないリンキングを選択する方が商品が安かったのです。

日本では、当時日本製3足1,000円程度で販売されていた靴下を、中国で生産すれば10足1,000円で販売する事が出来たし良く売れたんです。

その位安く販売しても利益がありました。

ですから、日本の靴下工場でOEM生産していたテーブルメーカーや弊社を含む卸売業者の中国生産へのシフトが一気に加速した時期でした。

弊社は、それまで日本の靴下商社さんを通して中国製靴下を購入し販売していたのですが、もっと早く中国と直接取引をしていれば良かったと当時は後悔をしました。

でも何故これからは、日本製しかないと思うようになったというところまで書くのには長くなるので、次回以降に繋げてさせて頂きます。🙇‍♂️