360度の絶景とともに進む新工場——最新の空撮を!
工場長が、12月6日に撮影した新工場の建設現場の動画を 社内の共有サーバーにアップロードしてくれていました。
最近はドローン撮影の腕もどんどん上がっていて、 今回の映像も非常に安定しており、とても見応えがあります。
特に、快晴に恵まれた奈良盆地の風景が360度広がる空撮シーンは圧巻で、 新工場の姿だけでなく、周囲の雄大な景色も一望できます。
ぜひ最後までご覧いただき、この場所がどのように完成へ向かっていくのかを 一緒に感じていただければ嬉しいです。
明日の朝一番で奈良工場へ向かうため、今日は大阪・上本町のホテルにチェックインしました。
本来であれば、明日の早朝に出発して日帰りすることも考えましたが、 最近は中国の観光客が減った影響なのか、また万博後の反動なのか、 大阪のビジネスホテルの価格もようやく以前の水準に戻ってきたように感じます。
せっかくなので、今回は無理をせず前泊して、少し体をラクにしてから明日に臨むことにしました。
明日は、賞与の明細をお渡しし、 工場スタッフと西日本エリアのスタッフ全員と面談をさせていただく予定です。
一年の締めくくりとして、直接顔を合わせながら話ができることを楽しみにしています。
紅葉の二上山を背に、新工場が形に‼
昨日は、新工場の建築現場で行われた定例会に出席しました。
現場に足を踏み入れると、ついに鉄骨が組み上がり、建物全体の骨組みが姿を現していました。
図面で見ていた大きさとは違い、実際に目の前に立つと迫力があり、 「この規模の工場が本当にできるんだ」と胸が高鳴りました。
定例会のあと、現場の方に案内していただき、 建物内部の3階部分に上がって見学することができました。
鉄骨の間から差し込む光と、建設途中ならではの空気感に触れ、 完成後の姿を想像すると自然とわくわくしてきます。
(写真は、そのとき撮影していただいたものです。) 私の後ろには、ちょうど紅葉が見頃を迎えた二上山が美しく広がり、 思わず見入ってしまうほどの絶景でした。
完成後、屋上からどんな景色が見えるのか——今からとても楽しみです。
予定どおり工事が進めば、 2026年2月3日に安全な状態で上棟式を迎えられる見込みとのこと。
その日を想像するだけで、またひとつ楽しみが増えました。
今朝のジョギング終了後は、約2カ月ぶりに橿原神宮と神武天皇陵を参拝しました。
静かな朝の空気の中を歩きながら、久しぶりにこの場所に戻ってこられたことに、 不思議な清々しさを感じました。
今回は、大和高田で建設が進む新工場の進捗をご報告するとともに、 来年2月に執り行う予定の上棟式が無事に迎えられるよう、しっかりとお願いもしてきました。
橿原神宮は“日本始まりの地”とも言われる特別な場所。
その神域で新たな挑戦の成功を祈る時間は、 まるでプロジェクトが歴史の流れの中へとつながっていくような、 深い意味を感じさせてくれました。
古墳時代の井戸を再利用!!
奈良の新工場建設地で、思いがけない“歴史からの贈り物”が見つかりました。
建設前の発掘調査で、なんと古墳時代に使われていた三つの井戸が確認されたのです。
※古墳時代=3世紀後半から7世紀ごろまで(近くには、5世紀前半に作られた築山古墳があります。)
しかも驚くべきは、その井戸の水温。 一年を通して“約15℃”を保つという、まるで天然の冷水装置のような存在でした。
専門の業者さんに調査を依頼したところ、 「この安定した水温なら、工場の冷房や設備冷却に“再利用”できますよ」 という、歴史ロマンあふれる答えが返ってきました。
弥生時代の井戸が、二千年の時を超えて 令和の最先端オープンファクトリーの一部として再び息を吹き返す—— そんな夢のあるプロジェクトが、今まさに動き出しています。
すでに専門業者さんとも契約を交わし、この“古代の資源”を現代技術でどう活かすか、具体的な設計に入っています。
そして先日、工場長がドローンで撮影してくれた最新動画を見て、思わず声が出ました。
ついに—— 新工場の“輪郭”が、はっきりと姿を現してきたのです。
上空からの映像は迫力満点で、 「え、これ本当に三笠の工場!?」 と自分でツッコミたくなるほど(笑) すでにワクワクを通り越して、少し感動してしまいました。
建設が始まってから、土地の問題や天候、発掘調査など 本当にいろんな壁にぶつかりました。
そのたびに工期は伸びていき、正直「間に合うのか…?」と心配した時期もあります。
でも—— いま形が見えてきた新工場は、その時間の分だけ“重み”と“期待”が増している気がします。
柱が立ち、骨組みがつながり、建物の影が地面に落ちる。
そのひとつひとつが「未来の三笠」を形づくっていくようで、 画面を見ながら思わず胸が熱くなりました。
ぜひ“空から見る新工場”を体験してみてください。
これからどんな姿に仕上がるのか、私自身も本当に楽しみです。
紫舟さんから上海展のご報告
今朝メールを出勤してメールを確認したところ、書家の紫舟さんから上海で開催された展覧会のご報告が届いていました。
この上海の展覧会は現地でも大きな話題となり、さまざまなメディアで取り上げられたそうです。
私も、この展覧会を上海で実際に拝見してきました。
書と光、音が融合した空間は圧巻で、作品一つひとつに込められた想いが 静かなのに力強く、心に深く響きました。
会場全体が“祈り”と“生命の輝き”に包まれたような、忘れられない時間でした。
中国最大のメディア「テンセントニュース」で紹介された映像が 紫舟さんのYouTubeチャンネルに公開されていますので、
ここに埋め込みました。
昨日は、新奈良工場の現場にて定例の打ち合わせに参加しました。
現場では、これまでの基礎工事が着実に進み、少しずつ“工場の輪郭”が見えてきました。
11月にはいよいよ鉄骨の組み上げが始まります。
図面の中で見ていた建物が、実際の高さと奥行きをもって立ち上がっていく―― その瞬間を想像するだけで胸が高鳴ります。
そして、12月初旬には**棟上げ式(上棟式)**を行う予定です。
多くの方々の協力と支えのもと、ようやくここまで辿り着くことができました。
現場には、職人さんたちの真剣な眼差しと、ものづくりの現場特有の緊張感、 そして“新しい歴史をつくる”という誇りが漂っています。
新工場は、最新の設備と環境技術を備えた次世代型の“夢の工場”として、 奈良から世界へ発信する新たな拠点になります。
これからますます形になっていく姿を、しっかりと見届けたいと思います。
めんかちゃんプロジェクト 収穫祭を開催しました。
昨日は「めんかちゃんプロジェクト」の収穫祭を開催しました。
台風23号の進路が心配されていましたが、開催前に少し雨がぱらついた程度で、 式の始まりとともに空も明るくなり、無事に実施することができました。
まずは橿原神宮よりお越しいただいた二名の神主様による収穫の儀からスタート。
清らかな祝詞の響きの中、今年も無事に綿を収穫できたことへの感謝を捧げました。
その後は、参加者の皆さんと一緒に綿の摘み取り体験。
ふわふわとした白い綿を手に取りながら、自然の恵みの尊さを改めて感じました。
続いて、NPO法人ペットチャルカさんにご協力いただき、 綿から糸になるまでのプロセスを学ぶワークショップを開催。
実際に糸車を回す体験では、子どもたちの目が輝いていました。
最後は笑顔あふれるゲーム大会で締めくくり、今年の収穫祭も無事に終了。 自然と人、伝統と未来がつながる、温かい一日となりました。
収穫祭の前夜、12日の夜は奈良・春日大社で行われた奉納LIVEを観に行きました。
真っ暗な参道をスマホのライトで足元を照らしながら南門へ向かうと、 すでに多くの人が列をつくり、開門を待つ静かな熱気に包まれていました。
午後6時半、南門がゆっくりと開かれると、奉納会場の幣舞殿が目の前に現れその先にライトアップされた本殿が!
その神々しい光景に、思わず息を呑みました。 午後7時、いよいよLIVEがスタート。
今回の編成は、ドラムの平井景さん、チェロの西谷牧人さん、スティールパンの伊澤陽一さんによる特別なトリオ。
平井さんのトークでも「この組み合わせは初めてでは?」という言葉があり、会場の期待が一層高まりました。
奉納演奏ということで、演奏者は本殿に向かって演奏し、私たちはその背中越しに音を聴くという特別な構図。
チェロとスティールパンの響きが夜の森に溶け込み、ドラムのリズムが静かに境内を包み込みます。
まるで音そのものが“祈り”となって春日大社の杜に吸い込まれていくようでした。
幻想的で、神秘的で、どこか温かい―― この夜の音は、翌日の収穫祭へとつながる“祈りと実りの前奏曲”のように感じました。
当日は撮影禁止でしたので、奉納演奏の様子をご覧になりたい方は、春日大社公式X(旧Twitter)ここをクリック!
収穫の秋 奈良
約2カ月ぶりに奈良工場へ足を運びました。
途中、尺土駅から工場まで歩く道すがら、黄金色に輝く稲穂が目に飛び込んできました。
背景には二上山が堂々とそびえ立ち、まさに「山と稲穂の共演」といった景色。(下の写真)
横浜では決して目にすることのない光景に、心がほっと安らぎました。
稲刈りの季節を迎え、秋の訪れを肌で感じます。
稲刈りは出来ませんが、10月13日に控える綿花の収穫を今からとても楽しみにしています。

工場に到着したあとは、気になっていた祖父母のお墓参りへ足を運びました。
お墓は広陵町の極楽寺にあり、まさに「靴下の街」に建つお寺です。
墓石に刻まれた名前の多くが靴下に縁のある方々であることに、改めてこの地域と靴下産業の深い結びつきを感じました。
また、お寺で叔父のお墓の場所も教えていただき、そちらにもお参りすることができました。
久しぶりに手を合わせながら、家族や地域の歴史に思いを馳せるひとときとなりました。
全国コットンサミットin天理開催!!
1月15日・16日の2日間、奈良県天理市にて 「全国コットンサミット」 が開催されます。
今年で記念すべき 第10回目 を迎える本大会、なんと今回は三笠の工場と綿花畑がある奈良県での開催です。
そして嬉しいことに、11月15日 14:30〜14:55には、 「アパレル企業のアプローチ」 というテーマで、私たち三笠が取り組んでいる 「めんかちゃんプロジェクト」 を発表させていただく予定です。
地元奈良から発信する「綿花 × 靴下 × 未来づくり」の取り組みを、ぜひ多くの方に知っていただければと思っています。
下の写真をクリックすると開催概要をご覧いただけます。
皆さまもぜひ、この機会に奈良へ足を運んでいただき、 全国の綿花に携わる仲間たちとの交流や新しい学びを体感してください。
昨日のブログにてX(旧Twitter)「めんかちゃん日本一周するまで帰れま綿」という面白い企画を紹介し現在のフォロワー9,813人と紹介しましたが、今日確認すると、、、9,922人と100以上増えてました。
皆様ありがとうございます。
1万まであと一息で御座います🙇担当の素足の励みになると思いますので、フォローの頂けると有難いです。
よろしくお願い致します。
最近、改めて驚かされているのが交通費と宿泊費の高騰です。
特に羽田から上海行きの日系航空会社の運賃は、コロナ直後の3倍以上に跳ね上がり、まさに“恐ろしい”水準に…。
不本意ながら今回は中国系航空会社に切り替えることにしました。
さらに国内出張でもホテル代の上昇を実感しています。大阪ではビジネス利用の定番であるアパホテルさえ、宿泊費が1万5千円を超えるケースもあり、奈良も観光需要の影響で人気が高まり価格が上がっています。
物価上昇や円安の影響は、日々の出張や海外渡航にも確実に表れているのだと実感します。
しかし逆にいえば、それだけ人の移動や経済活動が活発になっている証でもあります。
厳しい状況の中でも前向きに捉え、移動先での出会いや体験をより大切にしていきたいと思います。
陵西小学校3年生の皆さんより!

昨日までの奈良工場出張の際、工場の事務所に、大和高田市立陵西小学校3年生から届いた「お礼の言葉」が大きく掲示されていました。
先日このブログでもご紹介した通り、社会科学習の大和高田市の自慢できる事の一つとして綿花栽培について取り上げてて頂き、工場長が陵西小学校に出向き、講師としてお話をさせていただきました。
あわせて、三笠が取り組む 「めんかちゃんプロジェクト」 についても説明したところ、子どもたちからたくさんのお礼や感想文が届きました。
一枚一枚を読ませていただき、心がじんわり温まるのを感じました。
400年の歴史を持つ大和高田市の綿花栽培について子どもたちに興味を持ってもらえたことは、三笠にとって非常に大きな意味があります。
こうした学びが地域の未来を担う次世代教育につながっていくことを、改めて実感しました。
また、綿花栽培の歴史があったからこそ、奈良県が 日本一の靴下産地 となったことも、子どもたちに伝えることができました。
今回の取り組みを通じて、「地域資源を未来に残すこと」の大切さを、私自身も再確認できたように思います。
皆さんの言葉が、私たちの励みとなり、これからの「めんかちゃんプロジェクト」の活動にますます力を与えてくれます。
めんかちゃんの歌も評判が良くて嬉しかったです!YouTubeで見てね。
陵西小学校の皆さん、素敵な感想と温かいお礼の言葉を本当にありがとうございました。
湘南も海開き!サンダルにビーソク!!
毎日暑いですね。
先週の土曜日に湘南地区の海岸は海開きをしたみたいです。
夏の海岸には、ビーチサンダルが必須ですが、素足にビーチサンダルより『ビーソク』を履くことをお勧め致します。
『ビーソク』は葉山にある老舗サンダル店のげんべい商店さんとの共同開発で生まれた商品です。
4年前にクラウドファンディングのMakuakeで大変好評でした。
靴の鼻緒の部分が痛くならない仕様にして特許も取得した商品です。
鼻緒の形に日焼けするのも防げますよー
この夏、海へお出掛けの際には、是非一度『ビーソク』をお試しあれ!
この特許を使って開発した『トーレス』も人気です。
昨日、三笠奈良工場の田垣内工場長が、大和高田市立陵西小学校の3年生の教壇に立たせていただいた際の動画を見せていただきました。
5時間目から6時間目にかけて、少し長めの授業でしたが、子どもたちの反応がとても素直で、質問への答えも純粋そのもので、見ていて思わず笑顔になり感心しました。
工場長の問いかけにも、みんなが積極的に手を挙げて答えてくれている姿が印象的で、未来に向けた可能性を感じました。
この奈良・大和高田市は、実は日本一の靴下生産地。
そんな地元の靴下工場で、将来働きたいと思ってくれる子が一人でも現れたら、これほど嬉しいことはありません。
とても素晴らしい授業だったと思います。
これからも、地域の子どもたちに夢を与えられるような取り組みを大切にしていきたいですね。
大和高田の魅力を、未来を担う子どもたちへ
昨日は、大和高田市立陵西小学校で、弊社奈良工場の田垣内が3年生の皆さんに向けて授業を行いました。
テーマは「大和高田市のすごいところ」。
歴史ある綿花栽培や、靴下の生産量が日本一であること、そして私たちが取り組む「めんかちゃんプロジェクト」についても、動画を交えてご紹介させていただきました。
5時間目と6時間目の2コマを使っての授業でしたが、子どもたちは真剣な表情で耳を傾け、興味津々に話を聞いてくれたとのこと。
報告を受けた私もとても嬉しく、地域のものづくりの歴史や価値をこうした形で伝えられることに、大きな意義を感じています。
奈良県大和高田市は、「日本一の靴下生産量を誇る街」(日本製靴下の約60%)です。 この街に誇りを持ち、次の世代がこの産業に関心を持ってくれるきっかけとなれば、これ以上に嬉しいことはありません。
こうした学びの場にお声がけいただいたことに、心より感謝いたします。
今後も地域とともに歩み、未来へとつなぐ活動を大切にしていきたいと思います。
NY NOW出展に向けて、いよいよラストスパート!
8月3日から5日にかけて開催されるNY NOW(ニューヨーク ナウ)への出展に向け、いよいよ準備が本格化しています。
開催まで、あとひと月──。焦りもありますが、それ以上に「今のアメリカ市場に合った新しい提案をしたい」という想いが社内にあふれています。
社内だけでなく、外部のパートナーとも連携しながら、「この仕様ならどうか?」「プリントの型は間に合うか?」「仕上がりの質は?」など、まるで時間との戦いのようなディスカッションが日々続いています。
現場では「もう間に合わないかもしれない…」という声が出る一方で、「いや、なんとかする方法があるはずだ!」と、ギリギリまで諦めずに挑戦を続ける姿がありました。
こうして仲間と共に、海外のマーケットに真正面から挑むプロセスは、本当に刺激的です。
三笠らしさを世界に伝えるために、ラストスパート頑張ります!















