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帰国の楽しみと、中国「戸籍制度」の現実 - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠

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帰国の楽しみと、中国「戸籍制度」の現実

カテゴリ: 社長ブログ 公開日:2009年08月17日(月)

2029koseki

昨日は、早朝からサマースクールに参加していた長女を迎えに、成田空港へ行ってきました。

お盆の帰国ラッシュで混雑しているかと思いましたが、 意外にもスムーズにお迎え完了。

到着後、「何が食べたい?」と聞くと、 迷わず「ラーメン!」との返事。

やはりしばらく日本食を食べていないと、 ラーメンかお寿司が無性に食べたくなるものですね。

地元のラーメン屋で一緒に食事をし、ほっとした時間を過ごしました。

さて、中国で現地スタッフを採用する際に、 非常に重要なポイントとなるのが「戸籍制度」です。

中国の戸籍は大きく分けて、 ・都市戸籍(町戸籍) ・農村戸籍(農民戸籍) の2種類に分かれています。

この違いによって、政府からの保障や、 万が一の事故時の補償金額などにも差が出ると言われています。

さらに、上海は特に特殊な地域です。

「上海戸籍」を持っている人は、 地方出身者と比べてさまざまな優遇政策を受けることができ、 多くの人にとって憧れの存在となっています。

しかし、この上海戸籍の取得は非常に難しく、 ・4年制大学の卒業 ・一定期間(約7年)の納税実績 など、厳しい条件をクリアする必要があります。

こうして新たに上海戸籍を取得した人は、 「新上海人」と呼ばれています。

一方で、企業側から見ると、 上海戸籍の人材を採用すると、社会保険などの負担が大きく、 地方出身者に比べてコストが高くなるため、 これまでは敬遠される傾向もありました。

しかし今年7月からは制度が変更され、 地方出身者(都市戸籍)の人材についても、 上海戸籍に近い水準まで企業負担が引き上げられました。

その結果、特に従業員数の多い企業にとっては、 大きなコスト増となっています。

写真は、中国の方が必ず所持している身分証です。

4 ホテル宿泊や飛行機の搭乗時など、 あらゆる場面で必要となる、非常に重要なカードです。

中国ビジネスでは、 こうした制度や背景を理解することが、 人材採用や経営判断に大きく影響します。

現地の“仕組み”を知ることの重要性を、改めて感じる一日でした。