「関西ものづくり新撰 2025」選定証交付式に参加しました!
昨日、大阪中央公会堂で開催された 「関西ものづくり新撰 2025」選定証交付式 に出席しました。
午後1時から始まった式典では、まず選定証を授与していただき、その後、さらに 審査員特別賞の「手袋で楽々リハビリできるで賞」 の表彰状も授与していただきました。
特別賞を受賞した企業には、5分間のプレゼンテーションの機会が与えられ、当社の工場長が登壇。
三笠の会社紹介と、今回受賞した 「にぎるくん」 について、分かりやすく説明してくれました。
「にぎるくん」は、手軽にリハビリができる画期的なトレーニンググローブとして高く評価されました。
このような素晴らしい場で、製品の魅力を伝える機会をいただけたことを大変嬉しく思いました。
そして、式典の終了後は、阿倍野の地下にある居酒屋へ! 工場長、所長、そして私の3名で乾杯し、受賞の喜びを分かち合いました。
最初は「サクッと一杯だけ」のつもりが、大阪万博での出店計画や新奈良工場の未来について話し始めると、どんどん熱が入り…気づけば閉店時間!
「そろそろお開きに…」と店員さんが片付けを始める中、最後の一杯を飲み干しながら、「やっぱりモノづくりって面白いな」と改めて実感。
日本の技術と情熱を、もっと世界へ——そんな思いを胸に、夜の阿倍野を後にしました。
ホーチミン靴下工場訪問記!
金曜日にホーチミン出張から戻りました。
今回は、22年来の付き合いがある朱さんから『ぜひ一度工場を見に来てほしい』というお誘いを受け、行ってきました。
朱さんとは、中国での取引を通じて長い付き合いがありますが、彼が新たに立ち上げたホーチミンの工場はどんな仕上がりなのか、実際に自分の目で確かめることにしました。
朱さんとの出会いは、彼が独立する前に中国のある靴下工場が、朱さんを日本語通訳として紹介されたのがきっかけでした。
その後、彼は独立し、最初は弊社との取引のみでビジネスをスタート。
しかし、朱さんの手腕によって、現在では三笠の規模を大きく超えるまでに成長!
今では弊社との取引金額は決して大きくはないものの、他のどこにもない信頼関係を築いていると実感しています。
実際に朱さんのホーチミン工場を訪れてみると、その管理体制に驚かされました。
設立からまだ2年しか経っていないのに、整理整頓が徹底され、効率的なオペレーションが行われていました。
特に、海外との取引に必要な設備や労働環境などを整備して、色々な認証を既に取得しているに関心しました。
そして、私が工場を訪問した直後に、上海スタッフや中国工場の社長から『この動画を見てください』と微信(We Chat)で下の動画が送られてきました。
なんと、朱さん自身がホーチミン工場について解説するショート動画を作ってアップしてくれていたのです。
いつの間にこんなショート動画をアップしたのでしょう?
今回のホーチミン出張では、朱さんの成長と、彼がどれほど工場運営に真剣に向き合い、自信を持っているのかが伝わってきました。
三笠としても、今後どのような形で連携を深めていけるかを考える良い機会となりました。
朱さんとの22年の信頼関係をさらに未来へとつなげていくために、新奈良工場を成功させ新たな挑戦を続けていきたいと思います。
ホーチミンからの帰りの飛行機では、なんと小・中学校の同級生であるイチローキャプテンが、日本からわざわざお迎えに来てくれました。(下の写真)
彼にはこれまでにも、ホノルルマラソンの際には3回、さらにシドニーや上海でも、事前に国際便の搭乗予定を伝えておくと、往路か復路のスケジュールが合う時には調整して会いに来てくれるという、ありがたい関係が続いています。
今回もその温かい心遣いに、改めて感謝するばかりです。
さらに、ホーチミン滞在の最終日の昼食には、今回の出張メンバーと一緒にベトナム料理を楽しみ、会話を盛り上げてくれました。
『にぎるくん』が読売新聞に掲載されました!
2月18日付の読売新聞に、三笠の手指機能強化手袋『にぎるくん』が掲載されました!
『にぎるくん』は、関西経済産業局が選ぶ「関西ものづくり新撰2025」において、特別賞を受賞した製品です。
この製品は、奈良県立医科大学MBTコンソーシアムの皆さまと共同開発し、手指の筋力低下に悩む方々のために作られました。
手のひらと甲側で異なる伸縮率を持たせる独自の編み技術を採用することで、装着するだけで自然と筋力トレーニングができる仕組みになっています。
開発のきっかけは、現場の声から 『にぎるくん』の開発は、手の力が弱くなり、日常生活で困難を感じている方々からの声がきっかけでした。
2023年の販売開始後には、「もっと着脱しやすくしてほしい」「長時間使っても疲れにくいものが欲しい」といったご要望もいただき、改良を重ねてきました。
ベトナム出張から無事に帰国しました。
ノートPCの液晶が壊れて、出張中にブログの更新が出来ませんでした。(言い訳です。)
次回は、ベトナム出張の報告をさせていただきます。
いよいよ 新奈良工場 の工事が始まります!
この写真は 先週金曜日 に撮影した 新奈良工場の建設予定地 です。
発掘調査も無事に完了し、更地になったことで 2区画だった土地が一つに繋がり、より広々とした空間 になりました。
そして、これからの建築の進捗を記録するために、工場長にドローンの操縦方法と撮影テクニックを伝授 しました。
工場長が、現場にて定期的に上空から建設状況を撮影していく予定です。
このブログでも 工事の進捗を随時ご報告 していきますので、ぜひお楽しみに!
4月26日・27日に開催される 大阪万博のジャパンエキスポ への出展に向け、編機を持ち込む計画 を進めていました。
しかし、主催者から 会場の騒音基準を満たさない場合は撤去 との通達があり、やむを得ず 編機の展示を断念 することとなりました。
そこで、当初の計画を見直し、区画を減らして1ブースでの出展 へ変更し、改めて企画を検討中です。
奈良工場で生産したオリジナル靴下 の販売に加え、2日間限定の特別デザインソックス もご用意する予定です。
ぜひ楽しみにお越しください! …と、こんな大事なことを考えながら、私は今 宮古島へ一人旅 に出ています。(言い訳です!笑)
新工場のこと、大阪万博のこと、そして ものづくり新撰 について、じっくり考えるための “研修” ということにしておきます。
MOBIO常設展示場に「にぎるくん」を展示します。
関西ものづくり新撰にて選出して頂き、特別賞を頂いた「にぎるくん」を展示して頂きます。
展示期間は、3月3日(月)〜3月28日(金)です。
場所や時間の詳細は、下の写真をクリックして頂けるとリンク致します。
⑧に株式会社三笠があります。
昨日は、午後から年に一度の人間ドックへ行ってきました。
健康管理のための大切な検査ですが、まさかの展開が待っていました。
最後の先生との問診で、思いがけないことを言われたのです。
胸部のレントゲン写真を見た先生が、 「肋骨、折れてますね。何かありましたか?」 と一言。
驚いて振り返ってみると、思い当たるのは 1月3日 の出来事でした。
年始に土肥温泉へ旅行に行った際、暗い中でジョギングをしていて、かなり激しく転んでしまったのです。
ただ、上手く受け身を取れたつもりだったので、大丈夫だろうと思っていました。
実際、しばらくの間は咳をすると少し痛む程度で、特に気にしていませんでした。
それがまさか 「骨折」 していたとは…。
まさか人間ドックに病気ではなく、怪我の診断を受けに行ったような人間ドックでした😆
さて、送られてくる検査結果はどうなるのか…。
健康第一、これからも気をつけていきたいと思います。
ハマのあったかスポット三笠!
今季一番の強い寒波が襲来してくるというニュースを見て、ふと以前テレビ神奈川の人気番組「ハマナビ」で三笠を取材していただいたことを思い出しました。
2020年1月18日放送の回で、「ハマのあったかスポット」として三笠が紹介されたのですが、新型コロナ流行の直前でした。
あれからもう5年も経つのですね。
当時のYouTube動画を久しぶりに見つけて、とても懐かしい気持ちになりました。
この動画でも紹介されている私からのおすすめあったかアイテム➡️ここをクリック!
あったか〜いですよ!ぜひ一度お試し下さい。
前回のブログで書いた 「ジャパンエキスポ パリ in 大阪」 の企画を進める中で、さまざまな壁にぶつかり、頭を悩ませています。
通常の展示会とは違い、準備期間が極端に短く、考えるよりも動くスピードが求められる状況です。
このままでは間に合わない……! という危機感から、急遽 今週末に奈良工場へ向かい、現地で重要な決定を下す ことにしました。
短時間で多くのことを決めなければならず、まさに時間との戦いです。
さらに今日は、デザイナーさんと打ち合わせをし、万博で販売予定の靴下について事前相談 をしました。
しかし、生産のリードタイムを考えると、こちらもなかなかギリギリのスケジュール……! 果たして間に合うのか!? いや、間に合わせるしかない!
全力疾走の毎日ですが、来週はちょっとのんびりお休みを頂く予定です。😁
どんなに忙しくても、その先にはきっと新しい可能性が広がっているはず。
ジャパンエキスポ パリin大阪
先日のブログにも書きましたが、再度宣伝をさせて頂きます。
経済産業省 近畿経済産業局が共催のジャパンエキスポ パリin大阪に出展させて頂きます。
場所:大阪万博会場 EXPOメッセ
日時:2025年4月26日(土)27(日)の2日間で、9:00〜21:00まで
※大阪万博入場者は無料で入場可能です。
会場では、さまざまなイベントが開催されるので、是非皆様のご来場をお待ちしております。
昨日、「5本指靴下で世界市場を攻略!日本製の強みと戦略」というテーマで講演をさせていただきました。
主催の方から、今朝のメールで届いたアンケート結果は、「満足」67.6%、「やや満足」26.5% とのこと。
多くの方にご満足いただけたようで、ホッとしています。
無事に講演を終えた後は、ちょっと早めの春節気分を味わおうと中華街へ直行!
せっかくなので、飲み食べ放題の人気中華料理店へGO! いや〜、ホッとしたせいなのか、つい飲みすぎてしまいました。😆
横浜中華街では爆竹の音が響き、龍の舞が舞い踊る活気あふれる春節ムード。
お腹も心も満たされ、最高のリフレッシュになりました。
歴史が息づく新工場予定地!
引き続き行われている新工場予定地の発掘調査で、新たに非常に興味深い発見がありました。
聖徳太子が竹内街道(昔の国道1号?)を行き来していたとされる古墳時代の井戸が、2箇所発掘されたのです。
この井戸は、当時の集落で生活の中で使用されていたものと考えられるそうです。
また、近くには築山古墳(5世紀ごろ)もあるので、この時代から新工場周辺には人々の生活の痕跡があったことがうかがえます。
歴史が深く息づく土地で新たな挑戦を始められることに、改めて感慨深さを覚えます。
さらに、今回の発掘で出土された土器などの遺物は、プラスチックの箱に入れて保存され、鑑賞できる形で管理されるそうです。
また、貸し出しも可能とのことなので、今後、工場で開催するイベントなどで活用させていただきたいと思います。
関西ものづくり新撰の特別賞に選定頂きました。
本日発表された近畿経済産業局の「関西ものづくり新撰2025」において、三笠が奈良県立医科大学と共同開発した『にぎるくん』が選定されました!
今回選出されたのは全28件。
その中で奈良県から選ばれたのは、三笠奈良工場のみという大変光栄な快挙です!
さらに、『にぎるくん』は「手袋で楽々リハビリできるで賞」という特別賞も受賞しました。
ダブル受賞という形で評価を頂き、非常に嬉しく思っています。
授賞式は2月26日、大阪中央公会堂で開催される予定です。
当日は、三笠がプレゼンテーションの時間も頂けることとなり、直接『にぎるくん』の魅力を発信できる貴重な機会です。
私も授賞式に参加予定で、今からその日がとても楽しみです。
『にぎるくん』がさらに多くの方々に知って頂けるよう、全力で準備を進めて参ります!
さらに、もう一つ大きなお知らせがあります!
三笠は、大阪万博で開催される【ジャパンエキスポ】に出展させていただくことが決定しました!
開催日は、4月26日(土)27日(日)の2日間です。
この展示会では、日本のものづくり技術や革新性を世界に発信する場として、多くの海外企業やバイヤーが訪れる予定です。
三笠の製品がどのように評価されるのか、非常に期待が高まっています。
『にぎるくん』をはじめ、日本発の高品質な商品を広く知っていただけるよう、全力で取り組んで参ります。
これからも三笠の挑戦にどうぞご期待ください!
職場体験学習の感想
今朝、メールをチェックしていると、物流センターの責任者より、昨年12月に日野南中学校の生徒さんを受け入れて行った体験学習に関するお礼と感想が送られて来ました。
すべての感想を読ませていただきましたが、その中でも特に印象的だったのは次の一文です。
「再検品作業で、穴の空いた靴下を見つけた時に、この靴下がお客様に届く前に発見できたので、とても嬉しく印象に残りました。この仕事の大変さと重要さに気が付きました。」
この感想を読んで、私もとても嬉しくなりました。
物流センターでの体験学習が、生徒さんにとって貴重な経験となり、さらに検品や検針の作業がいかに大切なものであるかを実感してもらえた事が嬉しいです。
私たちの仕事は、お客様に信頼していただける品質の製品を届けるための細やかな工程の積み重ねで成り立っています。
中でも検品や検針は、その品質を守る最後の砦と言える重要な役割を担っています。
この役割の重要性を、未来を担う若い世代に体験を通して知ってもらえる機会を持てたことは、当社としても非常に意義深いことだと感じます。
これからも、こうした体験学習の機会を積極的に提供し、私たちの仕事のやりがいや意義を広く伝えていけたらと思っています。
本日、JETROさんとのZOOMミーティングに参加しました。12月にドイツ・ミュンヘンで開催された展示会「ISPO」のフォローアップ状況を報告し、それ以外の海外向け販売の進捗についても共有しました。
早いもので、JETROさんからのハンズオン支援も来月で丸4年を迎えます。
この支援プログラムでは、4年以上継続される事例はあまりないそうで、おそらく来月で終了となりそうです。
これまでサポートいただいたJETROの担当の方や、ドイツに3回も同行してくださった専門家の方とも、次回が最後の打ち合わせとなると思うと、とても寂しい気持ちです。
しかし、この4年間の支援を通じて得た知見や経験を糧に、これからも海外市場での挑戦を続けていきたいと思います。