中国人が世界を救う!?
カテゴリ: 上海
公開日:2012年02月10日(金)
中国人が海外で大量消費 = 57億ドルで年末年始の記録更新という見出しの記事が
中国人の昨年クリスマスから今年の春節にかけての海外消費金額が、57億USドルと
史上最高を記録した。
中国貿易促進会と世界奢侈品協会が明らかにしたデータで、ある海外メディアは“中国人だけが
世界経済を救える存在”とも評している。
英国の新聞「Daily Mail」は、中国人旅行客の英国内における消費金額を前年比64%増の1.65億
ポンドと報告。高級百貨店のハロッズが銀联カード対応レジを数十台設置した事例も紹介した。
日本においても、中国人旅行者は消費の担い手として期待される存在だ。「日本新華僑報」は、
春節期間に日本の百貨店売り上げが通常比1割以上も増加と報道。各種小売業者による、中国人
に的を絞ったセールなども伝えた。
カナダのバンクーバーでは、「Canadian Chinese Newspaper」が伝えた温州出身者“温州商人”
による不動産投資が注目を集めた。同地の不動産会社には春節期間、中国人からの問い合わせ
電話が殺到。旅行を兼ねて現地に足を運んだ中国人客が、5000万人民元相当の住宅を「お買い得。
上海なら1億元はする内容」と語ったことも話題となっている。
写真の銀聯カードは日本でも利用できるメジャーなカードになりました。
やはり外貨を稼いでいる中国人が海外でお金を使ってくれないと、世界経済は回復しないので
しょうね。
人民元切上げ予想
カテゴリ: 上海
公開日:2012年02月09日(木)
写真はチョコレートで造られた上海の浦東新区です。
気になる中国人民元の切上げ予想ですが、アナリストによると少し上昇が鈍るという報道が!
「上海外為市場で米ドルに対して人民元は2013年1月末までに約2.8%上昇し、世界経済の
先行き不透明は人民元為替レートの変動を刺激する材料だ。新華社が伝えた。
調査対象のアナリスト37人の予測の平均値によれば、向こう一年間で、米ドルに対して人民元
の価値は6.13に上る。三ヵ月後、6.28に上昇し、六ヵ月後は6.23になる。最新の為替レート
で推計すれば、価値上昇幅はそれぞれ0.4%と1.3%だ。
2011年に人民元の対米ドルレートは約4.7%上がった。今年年初から現在までは約0.2%
と小幅安。
中国為替取引センターでは、米ドルに対して人民元スポットの中値は2月3日6.3053だ。
交通銀行の連平チーフエコノミストも、2012年に貿易黒字減少、資本流入鈍化、国内企業の海外
投資が促されるなどで、人民元切り上げの圧迫が軽くなり、ひいては元安の課題が出てくると予断
する。
物価上昇幅の縮小を考慮すれば、元高がインフレ抑制の手段としての必要性がなくなり、今年は
元高の速度が鈍るという。」
元レート切上げは、中国と貿易する場合に大きな問題なのでどうなるのか気になります。
昨日、いつもの羽田~上海MU538便で上海へやって来たのですが、機内で強烈なオヤジ臭!
ワキガも入っているのか?
気になって一睡も出来ないし、機内食も断ってしまいました。 かなり強烈!
自分自身も体臭には十分注意したいと実感しました。
実在する乞食村
カテゴリ: 上海
公開日:2012年01月21日(土)
昨日は、年末の上海南京路へ行きました。
華やかな年の瀬の飾り付けや電飾の街、中国一の経済都市上海の一番繁華街ボーナスも支給
されて正月準備をする人達で賑わっています。
そんな中気になるのは寒い中街角にいる子供の乞食でした。
残念ながら減らないどころか増えている気がします。
今日のタイトル「実在する乞食村」という記事を紹介します。
中国で誘拐される児童は年間数千人に上るといわれている。そして実存する乞食村、安徽省のある
貧しい村では村の幹部まで関わって乞食を生業としている実態がマスコミで報道されている。
安徽省阜陽市太和県宮小村およびその周辺部では長年に渡り村人たちが物乞いを生業としている。
そこで誘拐してきた児童も乞食の子に仕立てられ物乞いの道具にされているという。
乞食村の誕生は十数年前、ある障害を持った村人が物乞いをしていたが稼ぎがいいため、他の村人
たちもその障害者をまねて乞食を始めた。しかし健常者では稼げない、そこで子供を使って乞食親子
になりすましより人々の同情を買うようなやり方になった。貧しい人が物乞いを生業とすることは
100年前からあったが、この地域では1993年から乞食親子にするための児童を積極的に探し始めた
。始めは近隣地域で障害があったり発達が遅れていて家で厄介者扱いされている子供をもらってきては、
赤の他人とセットにして乞食親子に仕立て、全国各地で物乞いをさせていた。
乞食に仕立てられた子を”郷”、その子を雇う者を”郷主”、その子を連れて乞食親子として物乞いしに行
くことを”帯郷”と呼ぶ。
乞食親子はある地域である程度仕事をし、昼間は子供だけに物乞いをさせ郷主は陰で見張っている。
昼間の郷の稼ぎは郷主が手にする。郷の稼ぎが悪ければ食事をさせない、殴る、時には毒物を注射する
こともあるという。
郷にされる子供は近隣の障害児だけでは足りなくなる、いつの間にか出所不明の子供が預けられたり、
どこからか連れてきたりするようになってきた。物乞いの時により同情されて稼げるように、健康な子供は
障害児にされる。手足を切り落とされたり、毒を打ち続けて脳を壊されたり、顔に硫酸をかけてひどい火傷
を負わせたりする。
親から離されて連れてこられた郷は郷主と半月から1ヶ月一緒に暮らし、物乞いの訓練をする。郷主に絶対
服従させるため毒を打ち、暴力で支配し訓練が終わるころには郷は郷主の言うままになるという。
郷主同士は強い結束で結ばれ秘密を保持し、外部の人間に自分たちのしていることがばれないようにしてきた。
郷主と郷の乞食親子は冬は南へ、夏は北へと移動して物乞い稼業を続ける。
組織的な帯郷の歴史も20年近くなり、最近はかつて郷として乞食児童にさせられた者が大人になり、今度は
自分が郷主となって郷を使っているという。
またこの組織犯罪は村の幹部(役人)も関わっていると言われるが、取材すると「以前はあったかもしれないが
今はそういうことはない」と全面否定しているという。
乞食村はここだけではなく他にも貧しい地域に存在するようだ。
そして誘拐される子供の多くがこのような乞食村
に売られ虐待されて乞食の子に仕立てられるという。虐待の過程で心に深い傷を負い、精神に異常をきたしてし
まうので乞食親子として街に出るころには自分の名前すら言えなくなってしまうのだ。そして今日もどこかの街で
物乞いをさせられている。
何度もこのブログで書きましたが、可哀想に思いお金を与えると更に可哀想な子供達を増やす事になります。
皆さんそれを考えましょう!
中国農民工悲劇と試練
カテゴリ: 上海
公開日:2012年01月20日(金)
世界の工場である中国を底辺で支えているのが農民工さん達です。
彼らの1年で一番の楽しみは、旧正月に帰省して家族と一緒に過ごす事なのです。
その帰省切符を買う為に、例年発売日前に休みを取り徹夜で指定券を購入していたのですが、
今年から指定券購入がネットでも購入出来るようになり、徹夜で行列していた農民工さん達が
立ち席しか購入出来なかったという悲劇が多く発生しているらしく、中国Twitterの微博で「可哀想」
と言う書き込みが多くあり話題になったらしいのです。
若い農民工さんは良いのですが、40歳以上の人はパソコンなんて触った事も無いという人も大勢
いるのでネット販売されても購入出来る訳が無いのです。
1年間一生懸命働いて、抱えきれない位のお土産を持って帰るのに10時間以上立ち席で帰省する
という試練を与えられた中高年の農民工さんが多いので、とても気の毒でなりません。
中国の急速な発展による悲劇と格差による試練なのでしょうか?
今日の話題は、上海スタッフから昼食時に聞いた内容を記事にしました。
横浜銀行懇親会in上海
カテゴリ: 上海
公開日:2011年12月16日(金)
昨日は上海のホテルオークラ(花園飯店)で行われた横浜銀行さんの上海開設2周年を記念する
懇親会に参加させて頂きました。
横浜銀行さんの取引先で中国に進出している会社が1,500社もあるらしく、5年前2006年時の約2倍
になっているという事で参加企業も多い盛大なパーティで,日本からも頭取・会長を含め役員の方や
大勢の経営者の方が出席されていました。
そして乾杯の音頭は、在上海日本国総領事の泉裕泰さんでした。
横浜銀行上海支店さんは来年11月から人民元の取り扱いも始まるという事で地元が横浜の当社へも
バックアップして頂ける事を期待しています。
中国移動のiPhone4!!
カテゴリ: 上海
公開日:2011年12月14日(水)
私も愛用している中国移動(最大手チャイナモバイル)のiPhone4はOSの最新版iOS5.0.1にすると一部
利用出来なくなり他社中国聯通(チャイナユニコム)SIMカード利用を推奨しているというニュースが!
これって、ドコモのスマホのアンドロイドをバージョンUPしたら、ソフトバンクのSIMにして下さいと同じ事
ですよね。
日本では有り得ない日本人理解出来ない!
案の定、私の中国iPhone4は日本でiOS5.0.1にしたのですが、ネットにWIFi以外ネットに繋がらなくなり
不便になりました。(なんとか問題解消済み)
売るだけ売って全く無責任なのが、日本とは違いヨドバシカメラでiPhone4だけを購入するイメージで
SIMはドコモ・au・ソフトバンクのどれでもご勝手に入替えて使うシステムなのです。
以下が記事の内容です。
中国移動(チャイナモバイル)社がアップル社のiPhone4sの利用者は、中国聯通(チャイナユニコム)の
先日中国移動の営業所から発表された資料によると、現在iPhone4sで中国移動のSIMカードが使用できない
ことの解決方法の提案として、中国聯通の3G用SIMカードを利用するか、アップル社からGSM方式でも利用
できるOSの登場、あるいは中国移動のSIMカードのバージョンアップを待つしかないと説明しているという。
中国移動によれば、iPhone4sは少し特殊な端末であるとしWIFI回線への接続すると自動的にOSの最新版
iOS5.0.1を自動ダウンロードすることになっているが、中国移動の大部分のSIMカードはこの最新版OSに適応
しておらず、このOS上では通話やショートメールができないとしている。
さらにiPhone4sの端末は3Gデータ通信機能を外してGSMネットワーク利用に切り替えることができないため、
中国移動のネットワーク環境下では正常な機能利用ができないとしている。
従って、現時点でiPhone4sの機能を100%利用する最良の方法は、中国聯通の3G用SIMカードを利用する
ことだとし、そうでなければ中国移動のSIMカードもしくはiPhone4sのOSのバージョンアップを待つほかない
としている。
増える上海の物乞い!
カテゴリ: 上海
公開日:2011年12月02日(金)
昨日は、当社上海スタッフと一緒に昨日のブログの課題を考えながら市内の市場調査に出掛けました。
寒空の中、徐家匯・浦東・新天地そして七浦路どこの街角にも物乞いの姿が見られます。
特に酷いのは、人通りが多い七浦路でなんで?と思うような醜い状態で道に寝そべっていました。
思わず目をそむけて歩道橋を上がるとそこにも同じような物乞いが・・・
今まで見た中でも凄い状態でしたので写真を撮り載せようかと思いましたが上海のイメージが悪く
なるので止めネットで話題になっていた美人の物乞いをアップしました。
「弟を学校に行かせたい」なんて書いてありますが、美人だと物乞いでも話題になるのですね!
出来れば私もこういう物乞いを見たかった(ToT)/~~~
貧富の差が増える一方の中国なので、一番の経済都市上海には物乞いも増える一方です。
しかも働けるのに働かないいわゆる「職業物乞い」も増えているのも問題なのです。
ところで、市場調査をして高齢者向け靴下の販売状況や日本製靴下の価格設定もなんとなく参考に
なったので、今後の上海三笠のビジネスプランを考えたいと思います。
今は上海虹橋空港で、今晩行われる日本本社と物流センターの忘年会に出席する為にこれから帰国します。
上海の高齢化を考えて
カテゴリ: 上海
公開日:2011年12月01日(木)
中国の一人っ子政策により高齢化が急速に進む中国ですが、その中で上海市が
最も深刻な状況なのです。
そんな上海なのですが、日本に比べて老人に対する商品の取り扱いが少なく
売場も充実していません。
現在上海市内の介護用品売場や百貨店やスーパーで取扱う高齢者向け靴下や
タイツについて調査中です。
百貨店等では富裕層の老人向けに日本製の高級素材を使用した商品や厚手の物
が日本の販売価格の2倍以上で売られている(増値税17%+関税も影響)
奈良で生産した日本製靴下を上海公司を通じて輸入し低価格で販売する方法を
模索しているので、早く実現出来るように頑張りたいと思います。
毒舌と暴言の違い
カテゴリ: 上海
公開日:2011年11月30日(水)
今朝のワイドショーで話題となっていた沖縄防衛局の田中聡局長の暴言が問題
になっていましたが、その話題で毒舌と暴言の違いについてふれ以下のような
納得出来る意見が出ていましたので紹介します。
毒舌とは…
「傷つくけどもっともな事を言っている」「ズバリ言う言葉」「愛のある悪口」
暴言とは…
「うっかり言ってしまうけど本心」「立場のある人が言う心無い言葉」「ポロっという言葉」
毒舌と暴言の境界線とは?
「聞いていてスッキリするのか嫌な感じを残すのか」「笑えるか笑えないか」
「相手を思いやっているかどうか」のような意見でした。
私も人前でお話しをさせて頂いたり、インタビューを受ける機会も増えたのですが
あまり得意な方ではありません。
暴言や失言には十分注意しなくてはならないと思います。
タイ洪水で初の破産申請!
カテゴリ: 上海
公開日:2011年11月29日(火)
今朝のYahooニュースで見た記事
「電機部品商社の世江商事(本社東京、資本金1000万円、石浜啓治社長)が年内にも
破産申請する見通しだと発表した。申請すれば「タイの洪水関連の倒産第1号になる」
という内容でしたが、日本国にもタイ国にも何にも救って貰えないし、資金調達も日本
のようには出来ないので、いくら人件費が安くても他国で多額を投資して工場を運営す
るという事は大変!今回のような大規模な天災に関しては大企業のような体力が無いと
厳しいと思います。
海外に進出している中小企業のリスクを感じさせらるニュースでした。
昨日は、日本本社の仕入スタッフと上海スタッフと一緒に夜の「田子坊」へ食事に出掛け
夕食でイタリア料理を食べた後に、写真の「丹」というお店でとても美味しいコーヒーを
(私だけはカクテル)飲んで帰りました。
店内も外にイカしてると書いてあるだけあってレトロでお洒落な雰囲気です。
私も年に何度か利用させて頂いています。
↓↓この写真は一番上の座敷で2階のバーカウンターの上にあります。↓↓