TEAM EXPO 2025
8月21日(木)の1日限定で、大阪・関西万博の西ゲート近くにある「TEAM EXPOパビリオン」にて、三笠が開発したリハビリ用トレーニンググローブ『にぎる君』を展示させていただきます。
この『にぎる君』は、経済産業省・近畿経済産業局が主催する「関西ものづくり新撰」において、光栄にも“審査員特別賞”を受賞した注目の製品です。
当日は、写真のような展示ブースにて、モニターで『にぎる君』の特長や開発背景を紹介する映像を流しながら、実際の製品も手に取ってご覧いただけるよう準備を進めています。
ここ最近、日本靴下協会や奈良県靴下工業協同組合の総会が立て続けにあり、ブログのネタには事欠かなかったのですが……すっかり更新をサボってしまっていました。
昨日も、ちょうど「続・続・最後から二番目の恋」の放送時間に帰宅が間に合わず、録画していたものを朝の霧雨ジョギングの代わりに観てしまいました(笑)。
実は、20代の頃に鎌倉に住んでいたこともあって、このドラマには特別な思い入れがあります。
主人公の長倉和平と同い年というのもあって、ついつい感情移入してしまうんですよね。
先週のラストと今週のオープニングに登場した、由比ヶ浜のレストラン「アマンダンブルー」。
あの窓際の席、実は私も一度だけ食事したことがあるんです。
あの風景を背景にドラマが展開しているのを見ると、なんだか自分も物語の一部になったような気がして、不思議な気持ちになりますね。
奈良から世界へ!靴下社長の語らい
先週の土曜日、奈良市内の料理店にて、奈良の靴下業界を支える面々が再び集まりました。
参加したのは、私を含めた靴下会社の社長3人と、大手企業の専務1名の計4名。
この専務は、私たち3人社長の共通の友人でもあり、実はこの会の“まとめ役”のような存在です。
まだ正式な名前はありませんが、今回が2回目となる“靴下談義の会”。
話題の中心は、なぜか前回と似たような内容──いえ、もしかすると私は全く同じ話を繰り返していたかもしれません(笑)。
けれど、それだけ熱く語れるテーマがあるということでもあります。
奈良県の靴下業界をどうPRしていくかについても少し触れ、各社それぞれの想いを共有しました。
次回は東京での開催を予定しており、“また同じ話をしよう”というリピート宣言もありましたが、今回はさらに踏み込んで、「奈良の靴下をどうやって世界に発信するか」を本格的に話し合う予定です。
そして今日から2日間は、当社のISOの維持審査です。 今回担当いただく審査員の先生とは初対面でしたが、審査の前に少し雑談を交えながら打ち解けることができ、スムーズなスタートとなりました。
初日は経営者インタビューからスタート。会社の近況や売上・利益の状況について率直にお話させていただき、そこから今後の展望や取り組みにも話が及びました。
普段とはまた違う視点から、会社のあり方を振り返る貴重な時間となりました。
明日も引き続き審査が続きますが、全スタッフが日々の業務の中で意識している「品質」や「継続的改善」の積み重ねを、きちんと伝えていけたらと思っています。
中国のEV(電気自動車)市場の現状を見た!
今回の上海出張では、いつものように地下鉄2号線を利用して、駅から直結している便利なホテルに宿泊しました。
改札を出てすぐにフードコートが広がっていて、軽く何か食べてから部屋に向かおうかと思っていたその時、思わぬ光景に足が止まりました。
なんと、フードコートを抜けた先に、EV(電気自動車)の販売店がずらりと並んでいたのです。
テスラやBYDといった日本でもおなじみのブランドはもちろんのこと、名前も聞いたことのないような中国メーカーが堂々と店舗を構えていて、その数の多さに驚かされました。
もはや「街角のEV展示場」というより、「EVのショッピングモール」という印象です。
さらに驚いたのは、デパ地下に車が展示されていたこと。
お惣菜やスイーツの横に車!?と思いきや、上の階に上がった1階フロアでは、化粧品売り場のすぐ隣にEV車が陳列されていました。
車とコスメが同じ空間に並ぶ光景は、日本ではなかなか見られません。
こうしたEVの「日常化」された存在感を見るにつけ、世界最大の自動車市場である中国において、日本車のシェアがここまで落ち込んでしまった理由が、少しわかった気がしました。
技術だけでなく、スピード感と市場への溶け込み方がまるで違う——そんなことを感じた今回の出張でした。
…そして最後に、一番衝撃を受けたのがこちら。 デパ地下のEVコーナーの中でも、ひときわ目立つ場所に陣取っていたのが、上海テスラの販売店。
その店頭にいたのが——このアンドロイド(?)ロボットです。
正直なところ、見た瞬間「ちょっとキモイ…」と思ってしまったのですが、驚くべきはその機能。
動くんです。そして、喋るんです!しかもやたら滑らかに。
まるでSF映画の世界が、デパ地下に降臨したような光景。
子どもは興味津々、大人は引き気味(私もその一人)という絶妙なリアクションが、なんとも印象的でした。
これが、今の中国の勢いかと。車だけでなく、未来感・エンタメ要素まで詰め込んで、「売る」ことに全力。日本がこの流れにどう立ち向かうべきなのか、経営者として深く考えさせられる場面でもありました。
刺激たっぷりの上海出張。
次回はどんな“未来”に出会えるのか、今から楽しみです。
ISPO上海2025に出展決定!
このたび、7月4日・5日・6日の3日間、上海のテレビ塔近くに位置する「New International Expo Centre」にて開催されるアジア最大級のスポーツ展示会「ISPO Shanghai 2025」に出展することが決まりました。
今回の出展は、私たち三笠が直接ブースを構える形ではなく、上海市場で「走れマスク」などを販売していただいている現地代理商のご協力のもと、共同出展という形での参加となります。
また、本出展にあたってはJETRO上海事務所の皆さまにも多大なるご協力をいただいており、日本発の高機能製品を中国のスポーツ・健康市場にさらに広く届ける好機と捉えています。
今回の上海出張から、これまで利用していた社宅ではなく、中山公園駅近くのホテルに滞在することにしました。
事務所からは地下鉄でわずか1駅の距離ですが、昨日の朝はホテル前にあったシェアサイクルに乗ってみたところ、なんとたったの20分で事務所に到着!
上海ではこのような短距離移動に最適なシェアサイクルが街中に整備されており、滞在がさらに快適になっています。
毎回3~4泊の短期出張が多いこともあり、やはりホテル滞在のほうがフットワークが軽くなり、仕事のリズムも整いやすいと改めて実感しました。
限られた時間を有効に使うためにも、出張スタイルの見直しは大切ですね。
アジア靴下サミット!
本日の午前中は、イタリア・ロナティ社のアジア総代理店であるユニオン工業さんの展示会に、奈良工場のスタッフ2名とともにお邪魔しました。
私は技術者ではないため細かい部分までは分からないのですが、それでも目に見えて進化している編機の技術には毎回驚かされます。
今回は特に気になった2機種について、実機をじっくりチェック。今後の工場設備として導入できるよう、前向きに検討していきたいと思います。
午前中にユニオン工業さんの展示会を終え、午後5時からのアジア靴下サミットまで少し時間が空いてしまい、どう過ごそうかと迷いましたが…… 工場長に尼崎駅まで車で送ってもらい、大阪駅まで移動して久々の“のんびり市場調査”へ(笑)。
再開発が進み、ますます洗練された印象の大阪駅周辺を歩きながら、リテールの動向や売場づくりを観察。
意外にも楽しく有意義な時間となりました。
そして、いよいよアジア靴下サミット。アジア各国の靴下メーカーが集まり、アジアの市場状況や課題、今後の展望などが報告されました。
地域ごとの視点や価値観の違いに刺激を受ける内容ばかりで、非常に勉強になりました。
その後の懇親会では、イタリア産のシャンパンやワインを片手に、各国の業界関係者と交流。
お互いの現場の話で盛り上がり、改めて「靴下」という製品を通じて世界とつながっていることを実感できるひとときでした。
めんかちゃんプロジェクト 種まき祭2025
種まき祭を行った5月17日(土)は、早朝のジョギングの時は、雨が降っていなかったので、「なんとか天気が持ってくれたら…」という淡い期待もむなしく、ホテル出発の頃には本降りの雨に。
現地に到着すると、前日に準備したテントの下も足元はすっかりぬかるみ状態でした。
そんな悪天候にもかかわらず、事前にお申し込みいただいた皆様全員が予定通りご参加くださり、無事に種まきを行うことができました。
本当にありがとうございました。
雨の中での作業、大変だったかと思いますが、皆さんの熱意とご協力に心から感謝申し上げます。
また、工場長による「綿のはなし」にも多くの方が耳を傾けてくださり、綿づくりへの関心の高さを感じる場面でもありました。
秋の収穫祭にも皆様の参加を心よりお待ちしております。🙇
昨日は、横浜ワールドポーターズのイオンシネマで、トム・クルーズ主演の最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング(ファイナル・レコニング)』を一足先に観てきました。
実は私の誕生日が1962年6月29日、そしてトム・クルーズは1962年7月3日――なんと4日違いの同い年なんです!
それなのに、スクリーンの中のトムのキレッキレなアクションを見るたびに、「本当に同い年なのか…?」と自問してしまいます(笑)
映画の後半は息を呑むスリルの連続で、まさに“これぞ映画館で観るべき作品”。
同世代としても、まだまだ挑戦し続ける姿に大いに刺激を受けました。
そしてこの作品を通じて、あらためて気づかされたのは―― どんな困難なミッションであっても、決して諦めず、チームで知恵を絞り突破していく姿勢こそ、ビジネスにも通じる本質だということです。
私たちの仕事もまた、時に“インポッシブル”に見える挑戦の連続。
だからこそ、目の前の壁を恐れず、情熱と準備、そして仲間との信頼を持って進んでいきたい。そんな前向きな気持ちを、この映画から受け取った夜でした。
大和高田の凄いところ!
今日は、明日開催予定の「めんかちゃんプロジェクト 種まき祭」に向けて、奈良工場にやってきました。
天気が少し心配ですが、準備は着々と進んでいます。(写真)
雨天決行予定ですが、ご参加予定の方々には、畑がぬかるみ足元が悪くなる事が予想されるで、明日の状況を見てからキャンセル頂いて構いません。
またキャンセルの連絡も不要です。
皆様の安全を第一に考えております。
ご参加される方は、どうぞお気を付けてお越しください。
先日、大和高田市立陵西小学校の先生からご連絡をいただきました。
現在、同校では「大和高田市のすごいところ」というテーマで社会学習を進めているとのこと。
その中で、偶然通りがかった工場建設予定地前に掲げられた「めんかちゃんプロジェクト」の看板に興味を持ち、先生が工場を訪ねてきてくださいました。
そのご縁で、三笠奈良工場の田垣内工場長が陵西小学校にお伺いし、生徒の皆さんに“大和高田と綿花の歴史”についてお話しすることになりました。
実はこの地・大和高田は、かつて日本有数の綿花の産地でした。
江戸時代には全国に名を馳せ、明治時代になるとその基盤を活かして紡績業が大きく発展します。
明治29年(1896年)には「大和紡績株式会社」が創立。近鉄大和高田駅の東側に広がる広大な敷地に、最新鋭の設備を備えた工場が建設されました。
赤レンガ造りの工場は当時としては珍しい洋風建築で、この地域で最初の近代建築とも言われています。
その後、「大日本紡績株式会社」から「ユニチカ」と社名を変え、昭和52年(1977年)に閉鎖されるまでの約80年の間、高田の産業を支えるシンボルとして多くの人に親しまれてきました。
工場内には大きな寮やテニスコートも整備され、最盛期には2,000人以上の女性工員が全国から集まりました。
休憩時間になると、彼女たちは商店街に買い物やおしゃべりに繰り出し、まちのにぎわいにも貢献していたそうです。
女性の就労と地域の商業発展が、この工場によって大きく前進したと言っても過言ではありません。
現在、この地には大型商業施設や総合体育館、マンションが立ち並び、往時の面影はわずかに残るのみですが、駅周辺の赤レンガ調のデザインや記念碑、説明板が、その歴史を静かに伝え続けています。
こうした歴史を、次の世代へ語り継いでいくことも、私たち地元企業の大切な役割のひとつだと感じます。
子どもたちの目に「めんかちゃんプロジェクト」や私たちの活動がどう映るのか、これからの授業がとても楽しみです。
NY NOW Summer 2025 出展決定のお知らせ!
2025年8月3日(日)〜8月5日(火)の3日間、ニューヨークで開催されるライフスタイル展示会「NY NOW Summer 2025」への出展が決定いたしました!
今回は、IDEC横浜(公益財団法人 横浜企業経営支援財団)様のご案内をきっかけに、アメリカ市場への挑戦として出展させていただくことになりました。
アメリカと中国の貿易摩擦が長引く中、日本製品にとってはある意味“今がチャンス”とも言えるタイミング。
為替の影響や国際情勢など不安要素も多いですが、あえてこの不確実な時代に一歩踏み出すことで、新たな道が開けると信じています。
NY NOWは、世界中のバイヤーが集まる注目度の高い展示会です。
三笠としても初の本格的なアメリカ展示会への出展となりますので、現地での反応をしっかり感じ取り、今後のグローバル展開につなげていきたいと思います。
詳細はまた改めてご報告いたします。
4月8日には、IDEC横浜(公益財団法人 横浜企業経営支援財団)様がご来社くださり、「NY NOW」出展について丁寧なご説明をいただきました。
当初は、トランプ関税の影響や為替の不安定さといった外部環境のリスクもあり、出展すべきかどうか正直なところ悩んでいました。
しかし、申込締切が目前に迫ったタイミングで、IDEC様から「ご参加いかがでしょうか?」と最終確認のご連絡をいただき…迷いながらも「やはり今こそ挑戦すべき時だ」と気持ちを固め、前向きに出展を決断いたしました。
開催は8月と、あっという間にやってきそうですが、限られた時間の中でもしっかりと準備を進め、アメリカ市場への新たな一歩を踏み出す機会にしていきたいと思います。
NY NOWへの出展を通じて、私たちのものづくりの力と日本製の魅力を、世界に向けて発信してまいります。
続報もぜひお楽しみに!
中国製の靴下を厳しくチェック!
今回の中国出張では、上海市郊外の松江区にある検品工場も訪問しました。
この工場は、2007年の立ち上げ当初から三笠の物流センターが現地指導を行い、共に品質向上に取り組んできた長い歴史があります。
現在でも、当時から在籍している作業員が多く在籍しており、顔なじみのスタッフと再会するたびに親しみを感じます。
今回は、中国からの輸出で最も重要とされる「検針工程」の様子を動画で撮影してきました。
マニュアルに従い、製品を5個ずつ検針機に通します。1台目では横方向に、2台目では縦方向に検針を行い、その後、金属探知機を通して最終確認をしています。
長年の積み重ねが、こうした丁寧で確実な品質管理体制に繋がっていると改めて実感しました。
昨日、3泊4日の中国出張から戻ってきました。
今回もスケジュール観光させて頂きあっという間に終了した感覚です。
中国国内は景気減速していると言われていますが、上海三笠のオフィス周辺では今なお開発工事が急ピッチで進んでおり、その勢いに驚かされます。
一方で、少し目を凝らすと、以前にホテルやショッピングセンターだった所が、廃墟なった建物も多く点在しており、今後の中国経済の行方が世界全体に与える影響を考えると、やはり一抹の不安も感じます。
そんな中、週末には上海随一の観光地「外灘(バンド)」から「南京路」までを歩いてみました。
観光客で溢れかえる活気ある通りには、かつてのような日本企業の看板はほとんど見かけなくなっていましたが、ギラギラと輝くネオンは健在で、どこか非日常の華やかさに包まれていました。
表面的な賑わいの裏にある社会の変化を肌で感じる、今回も刺激的な出張となりました。
そして、今回の一番の目的である上海マンションから全ての荷物を事務所へ運びました。
本日上海スタッフがマンションの解約手続きをしてくれています。
ちょっと寂しい気分です。
明日から上海出張へ行ってきます。
明日から、約2ヶ月ぶりの上海出張です。
今回の目的のひとつは、コロナ明けから1年間借りていたマンションの返却です。
上海出張は、以前のような長期滞在ではなく短期出張が中心となってきたため、経費面を見直し、5月12日までの契約を更新せず、思い切って解約しました。
「いつでも行けて気軽に泊まれる」という安心感はなくなりますが、その代わり、事務所に荷物を置けるよう家具を購入し、必要なものはすべてオフィスに保管し、これからは事務所を拠点に動くスタイルに切り替える予定です。
10年ほど前に通っていた、事務所近くのスポーツクラブへの再入会すれば、プールやシャワーが使えるし、 ニトリで布団を買えば、事務所に泊まることも可能かな?(笑)これを機に、色々と新しい上海出張スタイルを模索していきたいと思います!
今年のゴールデンウィークは、遠出はせず、近場でのんびりと過ごしました。
最近のマイブームだった湘南ドライブ&ランチにも行こうかと考えていましたが、鎌倉はオーバーツーリズムに加え、更に、鎌倉を舞台にした現在放送中の月9ドラマ『最後から二番目の恋』の影響もあり、混雑と渋滞が予想されたためGWに行くのは見送りました。
その代わり、東京都内をふらりと散策したり、早朝の空いている時間帯のみなとみらいをゆっくりランニングしたりと、案外充実した時間を過ごすことができました。
喧騒を避けて、落ち着いた時間を楽しむのも悪くないですね。
GWは近場でのんびりが正解でした。