
新規紳士靴下の開発で、ずっと悩んでいます。
日本製で、通常の商品よりワンランクもツーランクも上なのにお手頃価格的な商品で、足のお悩み解消という感じの靴下を消費者の方が
求めているのでは?
色々ヒントは出てきているけど、決定するにはまだ何かが欠ける。
この最新ロナティダブルシリンダー編機でしか作れない靴下を、次回奈良工場にて技術者と一緒に打ち合わせしたいと思います。
今年の初めに三笠西日本営業所の隣地を購入したのですが、その又隣の土地250坪のオーナーさんとの交渉をしています。
13日に奈良の不動産会社と打ち合わせして条件が合えば購入したいと思っています。
これが、実現すれば結構敷地も広くなり、工場を移転して使うことも可能になるかもしれません。


昨日は、奈良工場そして本日は本社と物流センターでのISO9000の2015年度版更新審査が行われました。
先程、審査官の先生とクロージングを行い特に問題なしとの事でひと安心したところです。
奈良工場は、2011年に新設し2012年には、ISO9000の認証審査に合格しました。
その時の状況や自分の工場に対する想いを懐かしく思い出しました。
下の写真をクリックすると認証審査直前の状況を書いたブログにリンクします。
この時の技術スタッフは、本当に匠という感じの方の凄腕ばかりでした。
懐かしい〜
あっという間に三笠奈良工場も8年が過ぎました。
もう日本一新しい靴下工場では無くなってしましたが、編機はどんどん新しくなっています。
現在三笠奈良工場は、次のステップへ向けて動いている最中!
はっきり決まりましたら、このブログにて報告させて頂きます。


靴下工場の苦境を脱するために「高価格・小ロット」生産に切り替えている工場さんも多いのですが、その場合には
1足当たりの製造費を高くして工場の収入を多くするのが目的になります。
しかし、高価格品は量は売れにくいから、小ロット生産になり小ロット生産にするから製造費が高くなる。
これはこれで正解だと思いますが、高価格品を売るには工夫をしないと売れないですね。
三笠奈良工場は、消費者の方の気持ちを考えた商品を開発することにより、「低価格・大ロット」を目指しています。
コンピューター制御により、簡単に柄変更が可能になりましたが、やはり糸の建て替え等が発生して結構大変なので、
日本メイドによる品質の信頼を維持しながら、どこまで価格を適切にコストを削減できるかを追求していくのが私の方針です。
先ずは、紳士用靴下のブランディングして開発する予定でしたが、ブランディングは全く別の商品開発をする事になり、紳士
靴下については、私が思い描いている商品を納得のできるように開発してみる事になりました。
「頑固社長がこだわった究極の紳士靴下」的な感じのとにかく自分が普段履きたいと思うシリーズを仕上げてみたいと思って
います。
臭い・蒸れる・ゴム跡が残るなどなど靴下に感じるストレスは色々なので、毎日履く紳士靴下をストレスを感じさせないという
事を目標に技術者の意見を取り入れながら開発する事にしました。
先ずは、ベーシックなリブソックスから・・・
今日は、朝から上海郊外の当社指定検品工場へ来ています。
昨日まで、江蘇省の工場にて生産していた商品をなんとかギリギリの納期で検品工場へ持ち込む事が出来たので、現在はその検品作業
を待って最終的に発送手続きをしてから戻る予定です。
今は、待っているだけなので、検品工場にてブログを書いてしまいました。


中国にてほぼ日本向け相手だけに輸出用生産している工場は問題ないのですが、アメリカ向け輸出比率が高かった工場はアメリカとの
貿易摩擦の影響で、かなり資金状態が悪くなっているのが現状です。
当社の本業である靴下には、ほぼ問題はないのですが、上海三笠にて取り扱う靴下以外の服飾品の縫製工場やプリント工場にかなりの
影響が出ています。
上海三笠スタッフも対応に追われていて、今週は4日間泊まり込みで工場の作業を手伝いながら、生産数を毎日チェックしている状況!
あまりに大変なので、「工員さんに残業代をこちらが負担して出すとかの判断をする為に至急現状確認に来て下さい。」とSOS連絡が
ありました。
と言うわけで、今週は休まず上海へ飛びトラブル対応となりました。
今日の写真は、4月27日に私が撮影した物です。(右のビルに日付が写っています。)
以前のこの場所からネオンを見ると、日系企業の電飾看板ばかりで、日本企業はすごいな〜と思いましたが、今は探しましたが、
見つける事が出来ませんでした。


令和ソックスの紳士用を生産後に現在は、編む商品が無くてロナティ社の最新型ダブルシリンダー編機は残糸を使って捨てる商品を
生産している状態です。
これでは、宝の持ち腐れ!完全に止めてしまうと、調子良く編機が稼働しなくなってしまうと技術スタッフに言われました。
捨てる商品を編んでいても勿体無いので、紳士物商品企画が決定するまで、とりあえず紳士のリブソックスを編む様に指示をだそうと
思っています。
でも、3台あるから生産始まったら結構商品ができるな〜 黒、紺、グレーなら売れるかな?
まあ捨てるよりは良いので紳士リブソックスで決めましょう!(年末に特価で販売)
と言うわけで、紳士ソックスの商品企画を社内で検討しています。
昨日も、営業スタッフと打ち合わせしましたが、ちょっと私が脱線して違う商品企画で盛り上がって終了してしまいました。
なんだか、私がふと口にした企画が若手スタッフのツボにハマり、昨日午後には、商品企画やパッケージの提案まで持って来ました。
この企画も面白いけど、とにかく紳士ソックス企画急ぎたいと思っています。


「絹のおもてなし」シリーズの腹巻きは、島精機製作所製の最新ホールガーメント横編機で生産しています。
縫製による縫い合わせが無いので、なめらかな着用感!
高級な絹糸を使用しているので、編み地もとても綺麗な仕上がりになっています。
是非一度お試し下さい。
上海研修中の若手スタッフの臭豆腐を食べている動画が送られてきました。
その若手スタッフは、今回はじめての海外が上海という事なので、案内役の中国パートナー朱さんに東北料理(虫)と臭豆腐を食べてさせるように
指示しちゃいました。
どうやら一つはクリアできたみたいです。
今の上海を見て、20代スタッフがどういう感想をもったのかを聞くのが楽しみです。


三笠奈良工場の編機は、丸編機・横編機共に全てコンピューター制御です。
今まで、大変な手間だった柄の変更やサイズの変更をPCで行いUSBを使ってデーターをインプットすれば完了します。
そうは言っても、やはり編機の知識と技術が無いと靴下の生産はできません。
特に今回奈良工場に導入したダブルシリンダー編機は、取り扱いが難しく、かなり技術的な事が出来なければ生産できないんです。
編機にトラブルが発生した時に適切な対処をしないと、また直ぐにトラブルになったり更に大きなトラブルになる事も多いのです。
海外と同じ編機を購入できるしPCの入力は出来るのですが、編機を修理する技術者が日本は優れているんです!
取り扱いの難しい最新型のロナティ社製ダブルシリンダー靴下編機で、三笠は一歩進んだ靴下を開発したいと考えています。
来月のユニオン工業さん主催 <ヴェローナ(イタリア)・バルセロナ(スペイン)9日間>ロナティ・グループ本拠地イタリアと
スペイン・バルセロナ ITMA国際繊維機械展視察の予定表と出席者名簿が送られてきました。
大人気だったらしく総勢50名でした。
しっかりと一歩先の編機を見学して来ようと思います。




本日から、本格的なブランディングの取組を開始致しました。
まだまだ手探り状態ですが、意見を出し合って良い結果に繋げられる様にしたいと思います。
次回は30日なので、それまでに社内でディスカッションしなくては、、、
先ずは、私も頭を整理したいと思います。
今日の写真は、「絹のおもてなし」シリーズのベーシック商品である5本指ソックスです。
光沢のある絹紡糸を使用し、肌に触れる側が絹100%になる様に編み方を変えています。
ゴム糸を使用していないのにソフトにフィットするので、肌に対するストレスが殆ど感じられない履き心地です。
ぜひ一度お試し下さい!


6月16日〜24日の日程で、<ヴェローナ(イタリア)・バルセロナ(スペイン)9日間>ロナティ・グループ本拠地イタリアと
スペイン・バルセロナ ITMA国際繊維機械展視察のツアーで、ロナティ社編機の日本総代理店ユニオン工業さんが、4年に1度
主催するイベントなので、弊社から、私と仕入れスタッフの2名で参加させて頂く事に致しました。
最近、坂上忍さんの番組で、議員さんの視察旅行とか取り上げられて、殆どが観光で視察をほとんど行っていないなんていう事を
取り上げて問題視していましたが、その様な事が無いようにロナティ・グループの編機工場とITMA国際繊維機械展をしっかりと
見学してこようと思います。
ただ残念ながら日程表には、「サクラダファミリア」の見学だけは入っていたので、そこだけは観光に行かせて頂きます。
現在、奈良工場の2階の改装と、西日本営業所の増築を計画中です。
工場2階の在庫と半製品を置く場所が無くなるので、それを一時的に逃がす所を借りて移動しなくてはなりません。
それも急がなくてはいけないのですが、上海公司でも色々問題が発生していて上海スタッフから1日に何度もチャットや動画連絡が
来ていてその対応にも追われています。
来週は、上海へ行って色々な処理を行い再来週は奈良で計画実行に向けて打ち合わせしたいと思います。
