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丸編機 - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠

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  • 新型丸編機の凄いところ!

    作成日2021年07月29日(木)

    三笠奈良工場にある丸編機は全て自動リンキング装置がついています。

    自動リンキング装置が付いていない時には、ロッソミシンというつま先を縫う機械を使いつま先部分を縫製していましたが、このやり方だと縫い代が出来てつま先部分がゴロゴロしてしまうし、縫った後にハギレが発生し産業廃棄物として捨てなくてはなりませんでした。

    そして弊社では、SDGsの取り組みのひとつとして、思い切って全ての丸編機をハギレの出ない自動リンキング装置付きに切り替えました。

    下の動画は丸編機のダブルシリンダー176本の自動リンキング装置つきなのですが、従来の編機と比べ、抜き→返し→先縫い(ロッソミシン)→表返しの4工程を削減してしかも爪先はフラットで縫しろのゴロツキがありません。

    リンキングとは・・・ この下の動画は、YouTubeで見つけた靴下のつま先部分をリンキングしているところです。 縫い目ひとつひとつをピッタリと合わせて針に差し込んで縫い合わせるので、フラットになってはき心地が良いんです。 以前の日本製靴下はリンキング縫いをすると手間が掛かり工賃が高いので、高級な靴下のつま先部分にしかリンキング縫いを行なっていませんでした。 しかし約20年前くらい前の中国では人件費が安かったので、つま先を縫うロッソの機械で買ってつま先を縫うより、なんと!手間の掛かるリンキングの方が安かったんです。

    中国でも2005年頃には、全てロッソミシンに変わってしまいました。

     

    下の動画を見ると最新型の丸編機がいかに凄いかお分かり頂けると思います。

    今日もほぼ打合せの一日でした。 決めなくてはいけない事が多いので、一旦頭の中を整理しないとダメかなと思っています。

  • 分厚い靴下が売れてる!

    作成日2018年11月19日(月)
    11月も半ばを過ぎましたが、暖冬であまり寒くない日が続いています。 暖冬の年は、当然暖かいので、分厚い靴下はほとんど売れないのですが、、、今年はなんだか違う!写真の様な分厚い靴下が本当に 売れています。 「まるで毛布の様な裏起毛5本指靴下」というネーミングが良かったのか?この冬かなりの数量をご購入頂いています。 中国製なのですが、予定していた数量を大幅に上回る販売数量だったので驚いています。 とっても暖かいですよ〜 今後は追加生産をしたので、是非ご購入下さいませ! 4efb5d23742824ca4db0e17e34070f06.jpg 新規商品企画の打ち合わせや、色の選択などなど、展示会に出品する商品開発を進めています。 新しい編機のロナティWシリンダー4inch176本を使って、今までに無かった様な紳士ソックスの開発も並行して進めてゆきたいと 思っています。 新しい機種が、三笠奈良工場に設置されるのが、非常に楽しみでワクワクします。 イメージ的には、靴下を脱いだ時に跡が残らないオシャレなビジカジソックスで、しかも臭わない、ずり落ちないとかこんな感じかな? でも、なんかパンチが足りない。。。 もうひと捻り考えなくては、、、
  • 工場加工場の移転完了!

    作成日2018年11月01日(木)
    三笠奈良工場の拡大に向けて、工場内に有った加工場を西日本営業所へ移設しました。 距離にして1.7Kmと車での移動であれば、5分程度なのですが、通勤が遠くなる方が多く大変です。 加工場と検針していたスペースも開くので、編機を置くスペースは約1.5倍以上になるので、理論的には編機台数をかなり増やす 事が出来るようになります。 現状が、あまりにも編機の間隔が狭いので、それも広げて動き易くして、追加購入する編機は、ロナティのダブルシリンダー3台 シングルシリンダー2台島精機製作所の横編機SPF-Wをとりあえず2台を購入予定です。 明日は、工事屋さんと打ち合わせを行い、壁の撤去や天井を上げるそして空調や配管等を決め年内に作業を終わらせる計画です。 e20bbe5b5def0d25ed25f3084980730b.jpeg 今日は、本社から新人研修で奈良に来ている女性スタッフと、ストッキングの工場へ見学に行ってきました。 初めて工場へ来たスタッフに感想を聞いてみると、、、 「靴下ってこんなに人が手間を掛けて作っているんだと驚きました。」 そうですね。機械によっていくつかの工程を削減出来るようにはなりましたが、まだまだ色々な部分を人の手で行う必要があります。
  • 上海ITMA亚洲展览会へ

    作成日2018年10月18日(木)
    今日は、上海虹橋に新しく出来た展示会場で行われているITMA ASIAへ行って来ました。 地下鉄2号線の終点の駅「徐泾东」という駅の上にあり交通の便は最高!反対の終点は1時間半以上掛かりますが「浦東空港駅」でも、隣駅が 「虹橋新幹線駅」でそのまた隣は「虹橋空港第二ターミナル駅」というアクセスです。 編機の展示会なんてそんなに人はいないのでは?と思っていましたが、会場に入ると結構多くの人で賑わっていて展示ブースにとてもお金を掛け て展示しているメーカーが多いのに驚きました。 そして、初めてこんなに色々な種類の丸編機と横編機を見る事ができたのでとても参考になりました。 c0a410bfc31ecf8b0e16fb154eb5e37a.jpg 今日は、浙江省紹興市の工場へ行く予定でしたが、各種変更手続きの為に手元に無いので、新幹線にも乗れない為に行けませんでした。 結果的には上海スタッフ1人で工場へ行って持ち帰りサンプルをとって来てくれたし、私は展示会でゆっくり編機を見れたので良かった! 明日は、浦東空港にて工場の人と待ち合わせて出来立てのサンプルも持ち帰る予定です。 納期が、ギリギリの商品ばっかりで大変です。
  • 奈良工場開設当初は…

    作成日2017年05月16日(火)
    7ca909f8392f2015e1d0166cd41169b2.jpg 三笠奈良工場開設当初の写真です。 この様な旧型のWシリンダー丸編機のチェーンとドラムおまけにタンクの付いた編機を数台購入して始め ました。(希少価値という事なので結構いい値段でした。) 確かに、玄人が見るとアジのあるいい商品が編めるのですが、なにせ編機が40年以上昔の代物!トラブル も多く、技術者も高齢の方しか取り扱うのが難しく、更には部品調達も困難な状態でした。 アジのある靴下とは言っても、多分同じ糸を使用した靴下を編んだ場合には、一般消費者の方には見分けが 付かないで、言われてみればという程度の違いです。 柄を変更するにも一苦労なので、確かに日本製の良い商品は出来るのですが、コストが掛かり過ぎるし将来 的にいつまで生産が可能なのかが検討つかなくて早期に断念してしまいました。 全て新しいコンピューター制御の編機になり、USBでデーター入力するだけで柄の変更が可能になり効率が 飛躍的に上がって生産数量も増え、日本製の高品質でありながら低価格を実現できます。 (今回は、写真と同じWシリンダーの編機は現在需要が少なく購入しませんでした。) 最新の編機を設備した今後の三笠奈良工場で生産する靴下にご期待下さい!
  • 急遽横編機を追加発注

    作成日2017年05月15日(月)
    先週奈良工場へ出張した時に、前日に搬入された横編機3台と以前からある2台のホールガーメント横編機 の配列を確認したところ、スペースに余裕が有ったので、工場長に相談したところ詰めればあと1台は入ります と回答を頂いたので、早速島精機さんへ連絡して1台追加をお願いしました。 これで、靴下専用横編機SPF-W13G(ゲージ)4台とホールガーメント横編機2台の6台になります。 6月5日には、イタリアロナティ社の丸編機3台の納入も決まり、GK616DF SbyS(自動リンキング装置) 付きも編機も8台になります。 今はなき日本製丸編機の最終型である永田精機さんのK172 15台と合わせて全て新しい編機での 生産となるので、かなり効率を上げる事が可能になると思います。 工場の外観はちょっと古めですが、工場内部は明るく綺麗で新しい編機ばかりになりましたので、 バイヤーの皆さま是非三笠奈良工場見学へお越し下ださい。 三笠スタッフ一同お待ちして居ります。 a6419e396f15917c260651d4d61022a8.jpg 今週は、17日・18日・19日の3日間でISO9000の更新審査があります。 今回は、通常の更新とは違いこれまでの2008年版から2015年版への移行という事で、コンサルタントの先生から 何度か講習を受けさせて頂き準備してきました。 今回の2015年度版へ移行する一番の変更点で重要なのは、経営者に関する事なので責任重大です。 審査の先生に重要指摘事項を出されない様に準備をして来たので頑張ります。
  • 最新丸編機の技術革新

    作成日2017年04月19日(水)
    18a69a5beaab9d4b00d65710fd738d1c.jpg 写真は、三笠奈良工場に3台追加購入したイタリアロナティ社製丸編機です。 この編機のイノベーションを皆さんにも知って頂きたいのです。 今までの丸編機の常識では考えられなかった靴下が履ける状態で、編機から片足づつ出てくるのです。 これまでは、丸編機から出てきた靴下を、纏めて別の工程の裏返しへ持って行き、片足づつ裏返して その後また纏めて別の工程に持って行き、つま先部分をロッソミシンで縫い合わせた後で、また纏めて 別の工程の表返しをしてやっと靴下が履ける状態になります。 この3工程を省く事が出来て、更に縫い合わせ部分は縫い代も無くフラットなのではき心地も良いのです。 その縫い代も無くフラットな縫いは、リンキングと言われこれまでは、熟練した工員さんにしか行う事が 出来ないのと効率を考えて、縫い代が出来てしまうロッソミシンで縫っていました。 日本製では、現在でも一部の高級なビジネスソックスはリンキングする靴下も残っていましたが、1足当たり その工程だけの原価でのコストが60円以上掛かりました。 この編機はその工程を、次の靴下を編みながら同時に行ってしまうのですから、これはまさに丸編機のイノベーション! 言葉だけでは、分かりにくいので、私が撮影してYouTubeにアップした動画を貼り付けました。 是非下の動画をご覧ください。 この編機であれば、消費者の皆様に日本製の品質の良い靴下をお手頃な価格で、ご着用頂ける様になると思います。 ロナティ社の丸編幾で生産した靴下のOEMをお考えの方は是非三笠へお気軽にお問い合わせ下さい。 お問合せはフリーダイヤル 0120-709240もしくは、こちらのお問合せフォーム→ ここをクリック!
  • そろそろ中国でも限界?

    作成日2017年04月12日(水)
    832113f748dcadb13a5d1a49a657f929.jpg 今日の写真は、新商品のペイズリー柄の5本指ソックスです。 この様な、複雑な柄の入った5本指靴下は市場でも良く見掛けると思うのですが、大変手間が掛かって 生産されています。 簡単なボーダー程度の柄の5本指靴下であれば、横編機だけでの生産が可能ですが、複雑な柄や機能 を付けるとなると丸編機で編む必要が有るのです。 それを解決する方法として、下の動画の様に、指部分だけを先に横編機で編んで、綺麗に繋ぎ合わせる のですが、(編機の針数120~200本)の全ての編目をピッタリと綺麗に合わせてから、丸編機にセットし 1台の機械で編んだ様に繋ぎ合わせているのです。 この作業は熟練も必要ですし本当に根気がいる作業です。 これまでは、中国の地方出身の若手女工さんが行っていましたが、工賃の上昇と共に一日この作業する 人材を確保するのも難しくなって来ました。 そろそろ中国でも限界ではないでしょうか? 三笠奈良工場にあるK式の丸編み機は全て、最新のチェーンも機械式ドラムも無い全てコンピューター制御 ですので、5本指部分の作り方はちょっと違いますが、かかとの部分を5つ編むやり方をインプットすれば、 複雑な柄物の5本指の生産も可能です。 今後は、K式丸編機で生産する5本指が市場に多くなってくると思います。
  • 工場に新型編機検討中

    作成日2016年12月21日(水)
    981ab41d2d1aaa07469337e06ee23eb7.jpg 奈良工場にイタリアのロナティ社製最新型ダブルシリンダー2口2色リンクス・ジャガード編機の購入検討中です。 SbySのトウクローズ装置も搭載しているので、3行程削減ができて生産の効率化が計れます。 中国の人件費高騰と円安により、今後は日本製でも中国製と変わらないコストで生産が可能になると思われ品質的 にも安定した商品の供給が可能になる事が期待できます。 当社の生産できる靴下の幅も広がり理想的だと思われ、私は購入する気満々なのですが、シングルシリンダーを買い 足しする可能性もあります。 明日は奈良工場に行くので、工場スタッフと相談して購入する機種を決定したいと思います。
  • 永田精機撤退から約1年

    作成日2016年05月17日(火)
    7874669f0250b193d6ce22e6c8d1428c.jpg 永田精機さん突然の編機事業撤退から早いもので約1年が過ぎました。 日本製の靴下用丸編機はもう新品では購入出来ません。 写真の編機は、永田精機さんのタンク式のダブルシリンダーリンクスジャガード機です。 今は、コンピューターで制御している部分を、チェーンやドラムの山でコントロールするマニアックな編機!三笠奈良工場に も5台有ったのですが、取り扱う技術者の方を確保出来なくなり現在は残念ながらお蔵入りなっています。 車の様にそのうちに価値が出てプレミア価格になったりはしないのでしょうね。 とりあえず、三笠奈良工場の編機は、今年度中に一部の価値の有る編機を残しコンピューター制御の最新の機種へ入れ替 えを完了する予定です。 靴下のOEM・ODMをお考えの方は、是非三笠へお気軽にお問い合わせ下さい。 お問合せはフリーダイヤル 0120-709240もしくは、こちらのお問合せフォームまで →ここをクリック!