昔から良い編機は、日本・ドイツ・イタリア製で、少し昔から韓国製と最近になり安い中国製もという感じで、ちょっと自動車業界に似ている感じなんです。
クラッシックカーと同じようにヴィンテージの貴重な編機も現役で使われていて十分に活躍しています。
古い車を大切に愛着を持って乗る事も古い編み機に愛着を持って大切に使う事も素晴らしいと思います。
でも技術の進歩で、自動車だと燃費の向上させながら、馬力を上げ更に安全性を向上して自動運転も実現が近づいているし編機だと簡単に柄やスタイルの変更が可能になり、手作業で行なっていた工程をいくつも削減出来たりと進歩していますね。
ただ、クラッシックカーを趣味で扱うのは楽しいし個人で楽しむ事ですが、編機は技術者が仕事で扱うので、ここが大きく違うと思うんです。
そして、弊社の奈良工場は、最新で効率の良い編機だけにするという事を選択し方針を変更しました。
下の動画は、イタリアのロナティ社が開発した編機で、右側で次の靴下を編みながら、左側で靴下を裏返して編目が全てピッタリと合うので、つま先を手作業より綺麗に縫って更に表に戻し履ける状態で編み機から出てくるという素晴らしく効率が良い編機です。
三笠奈良工場では、来年の春に高校を卒業する人材を大募集します。
以前の技術者修行は、厳しいイメージですが、弊社の工場は明るく綺麗で若い先輩も多いんです。
編機のメカ的な基礎をしっかりと身に付けて頂き、あとはPCのデーター入力等も楽しく行なって頂く感じです。
ハローワークさんへは求人の申込み済みで、7月から直接高校へ求人票を渡す事が解禁になるという事なので、本社から会社のパンフレットを送って宣伝する予定です。
大和高田市役所の通り沿いに、令和5年に新工場を建築予定なので、皆さん是非一緒に三笠奈良工場で、靴下を生産しましょう!