東日本大震災の年に三笠奈良工場を開設したので、間も無く10年が経過しようとしています。
既に、購入する編機も決まり工場の図面が完成して見積もりをお願いした後の帰りに震災が発生してしまいました。
資材の入荷が遅れて工場に編み機が設置され始めたのは5月くらいからで、写真上が2011年6月20日撮影になっています。
ずっと倉庫に格納されていた編機なので、稼働させるのに熟練した技術者でも悪戦苦闘!予定よりも稼働させるのに時間が掛かり不安になって苛立っていた時期でした。
熟練した技術を要する編機で編む靴下は確かに良いのですが、これでは困るとこの時に思いはじめて、当時の唯一丸編の日本メーカーだった永田精機さんに最新のK172を5台発注した時期でした。
それ以外にも、新品だけでは資金が大変なので、近隣の工場さんからK式の中古編機の購入を決めたりしていました。
写真下が、同じ場所ですが違うアングルで撮影したものです。(換気扇の位置で分かると思います。)
自分のブログで、10年前の上海も振り返ってみました。
2010年の上海万博も終わり、スマホが一気に普及し始めた頃でした。
ここからの上海は日本では感じた事の無い様な凄まじい程変化を感じました。
日本人と違って誰とでも気軽に話をする中国人のSNSの情報伝達力は素晴らしく一気にキャッシュレスも進み日本より便利なサービスも色々と生まれました。
2006年から毎月1〜2往復して中国国内も色々な地方都市に行かせて頂いていたという経験は私にとってとても貴重な経験で、リアルな体験もあり色々な勉強になりました。