12月18日、東京の日経ホールで開催された奈良県立医科大学MBTコーソシアム主催の「みんなで守るいのちの映画祭」に参加しました。
12時30分の開場から19時30分を過ぎるまでの間、今回入選した全ての作品を鑑賞。
作品上映後には、入選監督と著名な監督によるディスカッションが行われ、その後、結果発表と受賞監督のコメント、そして記念撮影が続きました。
映画祭の最後を飾ったのは、渡辺謙さん主演の映画『明日の記憶』です。
上映前には渡辺謙さんご本人が登壇し、舞台挨拶で撮影当時のエピソードを語ってくださいました。
大手広告代理店エリートの部長が若年性認知症を発症し、症状が進行していく過程をリアルに描写したこの作品は、緻密で迫真の演技に圧倒され、深く引き込まれました。
7時間にわたる映画祭でしたが、感動や気づきが多く、時間の長さを忘れるほど充実していました。
認知症や医療という深いテーマを考える貴重な機会となり、大変有意義な一日でした。
今回の映画祭では、この動画を休憩時間のたびに流していただきました。
大手企業様の映像に並んで上映されても違和感なく溶け込んでおり、非常に良い仕上がりになっていたと感じます。
休憩後、会場に戻られた方の中には、「この手袋は何だろう?」と興味を持ち、その場で立ち止まって見入ってくださる姿も見られました。
このような反応を目にすると、制作した側として非常に励みになります。
なお、この映画祭も今回で4回目を迎えますが、私は初回から全て参加させていただいています。
これからもこの映画祭が続いていくことを願いつつ、微力ながら引き続き応援させていただきたいと思います。