靴下の編み立て後のお化粧直しとして、仕上げはとても重要な工程なんです。
莫大小(メリヤス)はデリケートで温度や湿度そして複数の編機で生産すると、設定は一緒でも大きさが
まちまちで、見た目もイマイチ!それを綺麗に整えてくれるのが、仕上げ屋さんです。
全ての工程を一貫生産されている工場さんも数件ありますが、奈良県の靴下産地の殆どの工場は仕上げ工程はアウトソージングで行っているのが現状です。
↓繊維ニュースさんの記事から抜粋↓←(全ての記事をご覧になりたい方はクリック!)
「1985年、奈良産地には140社以上のセット業者があった。海外への生産地移転が本格化した2000年代初めから廃業が増え、現在は30社ほどしかない。
セット業者の間では、「高齢の夫妻だけで細々と続けているところも多く、質と量を安定してこなせるのは20社もない」との話もしばしば聞かれる。
一方、奈良産地のメーカー数は概算で150社近くあり、このいびつな構図が奈良産地、ひいては国産靴下のサプライチェーンの根幹を脅かす危機を招いている。」
お陰様で、弊社の工場は安定して仕上げをお願い出来る仕上げ屋さんが近くにありとても助かっています。
三笠奈良工場設立時から一緒に取り組んで頂いていて、セット機の台数もスタッフも増えているんです。
突然電話をして、これから撮影させてと歩いて撮影に伺って撮ったのが下の動画です。
次は、物流センターのタイムプラスを撮影する予定です。
検品・検針と出荷の3つを撮影したいと思っています。
最終的にスタッフが編集をしてどんな動画が出来上がるのか楽しみです。