iCloudにある写真を整理していたところ幻となってしまったSMAP上海公演のチケットを発見!発売前から話題となり上海で事務所を構えているので、なんとかチケットの手配を出来ないのか?と当時の上海スタッフの知り合いにお願いをしてアリーナ席の前から9列目の良い席を確保出来ていたのを思い出しました。
これでバッチリ!プレミアチケットなので、日本からのお客様にも喜んでいただけると思っていたのでした。
このチケットは2010年に行われた上海万博日中友好の目玉として開催される予定でした。
しかも「SMAP」結成以来初めての海外公演になる記念すべき公演の予定が、、、尖閣問題が発生して急遽中止になってしまったんです。
この開催予定の場所だった上海体育館にはホテルがあり、会場の中が見える部屋の予約も取れていたのです。(とても悔しかったなぁ)
悔しかったので、払い戻しする前にチケットの写真を撮っておいて良かったです。
そして、結局は翌年にSMAP中国公演は開催されたのですが、、、何故だか開催場所は上海から北京に変更にされてしまいました。
2010年の上海万博から今日まで、あっという間に過ぎてしまったと色々と思い出し、日本が失われた10年と言われているのに対して、上海の発展は凄まじくこの間の体験は私にとって貴重な体験になりました。
月に1回以上、上海と日本を往復していて、スマホの普及からの上海の発展は日本人の中国イメージを超えていたと思います。
QRを開発したのは日本人ですが、QRを一番良く利用しているのは間違いなく中国人となりQRを利用して様々なビジネスやサービスも中国から生まれる様になり暮らしも豊かになりました。
出前館やウーバーイーツの様なサービスも上海ではかなり前から行われていましたし、日本のタクシーアプリの感じもそっくりなのでシステムは中国製だと思いました。
都市部のマナーや治安は急速に良くなり、中国人の若者は柔軟なので日本よりも素直にルールを守る様になりました。
都市部には防犯カメラだらけで、信号無視した人の顔認証で、名前と身分証番号が画面に表示されるシステムなんかも既に中心部では行われていました。
こういうのは、通常の出張や観光で行くだけでは、理解できなかったと思います。
それでも、今も日本が一番良いと思います。