2010年の海外で工場を作る事を取り止めた事は、今から考えると大正解だったと思います。
この当時は、チャイナプラスワンと良く言われていた時期でした。
中国の他にどこかは、日本でも良いのでは?日本で靴下工場を始めるなら、日本一の靴下の産地である奈良県以外に考えられないと思い立って直ぐに奈良へ飛んで行きました。
先ずは、母方の実家靴下工場を営んでいる従兄弟に奈良に工場を作りたいと相談してみました。
後日、従兄弟が横浜本社に夫婦で尋ねて来て、「奈良で工場を始めるならやらせてくれないか?」と言われ、ノウハウの無かった私は喜んで引き受けました。
その後、従兄弟が推薦する工場物件を一緒に見にいきました。
靴下の街である広陵町の中心にある靴下団地でしたが、かなりスペースが狭く古い!ちょっと私と考えている規模と違っていました。
あまりにイメージが違っていたので、自分で不動産屋を回り物件を探すと、元靴下工場だった物件で、廃業された場所が見つかり、しかも家賃も格安だったので即決しました。
建物の図面を元に、Illustratorで、生産商品の流れを中心にレイアウトを考え2011年1月に三笠奈良工場新設の大改装工事が始まりました。
つづく、、、
下の写真は、大改装工事中の奈良工場です。
今日は、いつもお世話になっている横浜起業支援財団(IDEC 横浜)さんの支援成果 事例集作成のインタビューがありました。
上海事務所も2007年から中国の展示会出展やビジネスマッチングでのご協力を頂いたり、横浜本社でも、ビジネスマッチングや法律相談もお願いした事があるので、これまでの経緯を思い出しながらお話しさせて頂きました。
スタッフの皆さんは、親身になって色々と動いて頂けるので、横浜の企業さんは是非ご利用した方良いと思います。