
なんだか7月から中国の動きが気になります。
人民元は7月以降、再び徐々に切り上がり始めました。
しかし円高の影響で、日本円に対してはむしろ下がっている状況。
さらに、時期を同じくして綿の価格が急上昇。
何かおかしい——そう感じて、7月の中国関連ニュースを改めて調べてみました。
すると、日本ではあまり大きく報道されていませんが、 7月1日から中国で「国防動員法」が施行されていました。
簡単に言えば、有事の際に国家が民間の人・物・資金・技術などを広範囲に動員できるという法律です。
輸送手段、食料、通信インフラ、技術者など、対象は非常に幅広い。
この法律の背景や意図については様々な見方がありますが、 中国に拠点を持つ企業にとっては、リスク管理の視点で無視できない内容であることは確かです。
特に外資系企業も対象となる点は、海外展開を行う企業として慎重に見ておく必要があります。
同じ7月1日に、日本向けビザ緩和も発表されたことから、 様々な憶測も飛び交っています。
ただ、感情的に不安を煽るのではなく、 冷静に情報を整理し、リスクを把握し、備えることが経営者の役目だと思います。
昨日は日本本社で一日中デスクワーク。
大画面PCで目が疲れた~なんて呑気なことを言っていましたが、 世界の動きは確実に変化しています。
攻めて来るぞ——と叫ぶ前に、 まずは状況を正しく理解し、備えること。 平和だからこそ、準備を怠らない。
それが今の時代の経営なのかもしれません。
