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靴下メーカー - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠
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プロフィール
代表取締役 甘利 茂伸
美咖莎服饰贸易(上海)有限公司を2006年12月に会社設立し服飾中国製品の輸入業務を行っています。
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くつしたの日の求評展授賞式
三笠の技術が評価!第27回靴下求評展で2名の技術者が受賞
ふるさと奈良の集い!
横浜DeNAベイスターズ、日本一達成!
帰国できませんでした。
『収穫祭中止のお知らせとお詫び』
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靴下メーカー
西日本営業所柵を移動
作成日2019年04月08日(月)
三笠西日本営業所の周りを囲っていた柵を、前側に購入した土地へ移動して広々とした感じになりました。(写真) さて、この広がった部分をどうしよう? 今日、工事業者さんと打ち合わせをしていると、なんと!ボルトが不足していて入荷に時間が掛かり工事が半年くらい 先になるかも知れないと言われてしまいました。 少しでも早くプランを決めて1日でも早く着工してもらえる様にしたいと思っています。
奈良工場へ行くと、新しく購入したWシリンダーのロナティがまだ編む靴下の企画がはっきり決まらないので、3台停止状態! これじゃ宝の持ち腐れなんとかしなくては、、、 色々な糸を使って、試し履きを出来る様にお願いしました。 若手の技術者も1名入社する事が決まり、これで工場の技術者は4名体制になるので、サンプルを作成する時間も多少多くなると 思います。 ブランディングの話も進めて、しっかりとした商品開発をしたいと思います。
最新イタリア編機入荷
作成日2019年02月13日(水)
奈良工場から追加購入したイタリアのロナティ社製編機5台が搬入されましたと連絡がありました。(写真) 全て自動リンキング装置付きで、ダブルシリンダー3台・シングルシリンダー2台で、今までの8台に加えてロナティが13台になりました。 永田精機のK172が15台と横編機の島精機製作所のSPF-Wが6台とホールガーメント2台で合計36台になりました。 全て新品購入のコンピューター制御の新型編機ばかりです。
近日中に永田精機のK172も徐々にロナティ社製編機に買い替えするか、買い足しを計画しています。
昨晩は、検品工場の朱さんと急遽トラブル対応で中国に来ている三笠本社スタッフと一緒に金虹橋ビルにある大勝軒で新年会をしました。 まず最初に、本社スタッフから旧正月休み明けの忙しい時なのに、朱さんは2日連続で、一緒に浙江省の工場へ連れて行ってくれて、近隣の工場にも 人脈もあったので、トラブルはなんとか解決出来そうですとの報告がありました。 朱さんとは、独立する前からの17年のあいだ親密にお付き合いを続け、本当に良い関係になれたな〜と実感しました。 最初は、真面目に昨年の反省点と今後の進め方についての話をしていましたが、酔いがまわってからは殆ど記憶がございません。 多分先々週の忘年会の時と同じ話をしたのではないでしょうか? いつもウーロン茶だけ飲んで、遅い時間までお付き合いしてくれている朱さんに感謝です。
日本製で低価格な靴下
作成日2019年02月13日(水)
メイドインジャパンの良いところは、ものづくりに対する人間の真面目な姿勢だと思います。 仕事に対する意識や買って頂く消費者の方への事を考えてとか、、、色々 本当に商品の違いが分かって、かなり拘る事も大切だと思いますが、値段が高いと一般消費者には中々買いにくくなってしまいます。 とは言え、素材の質を落とすとそのまま商品に反映されてしまうので、省ける行程は省いて肝心な検査をしっかりする事でコストを 落としたいと考えていました。 それを実現できると思って購入した編機が、下の写真と動画のイタリアロナティ社製ダブルシリンダー編機なのです。 ダブルシリンダー編機は上下二つのシリンダー(円筒)に編み針がはめ込まれているので、凹凸のある編目が表現できるので、一般的 なシングルシリンダー編機よりも履き心地が良いのですが、取扱いが難しい編機でしたが、技術の進歩でPCの操作だけで、今までは できなかった折柄を編む事可能になりしかも柄の変更が飛躍的に簡単になりました。(これもコスト削減になります。) 更に、抜き→返し→先抜い→表返しこの4つの工程を省く事が可能。 下の動画で、靴下が左に移動するのが抜き(今までは繋がっていました。)そこから上に生地を押し上げるのが返しで、その後に縫う のが、先縫いそして吸引して表に戻す表替えしをお分かり頂けるでしょうか?
今日は、中国からパートナーの朱さんが来て、本社スタッフと十数人で昼食会を行いました。 昼食会では、日本語が堪能な朱さんの中国話しを、スタッフ一同感心を持って聞いていました。 その中の話で、中国の編機が素晴らしくなって世界一優秀ですという話しもしていたのですが、、、 特殊な編み方とか出来ることに関しては世界レベルなっているのかもしれませんが、編機に使う部品の品質や耐久性にはまだまだ問題が 多い事とやはり、熟練した編機の技術者がいない事そしてものづくりに対する真面目がないのが問題だと思います。 中国の方が合理的なところもあるのですが、日本人にはなかなか受け入れにくいと思います。
奈良工場の方針変更
作成日2019年01月18日(金)
2011年の東日本大震災の直後に三笠奈良工場は誕生しました。 その当時工場の建物は、内装を全て新しくして綺麗でしたが、編機は全て中古品の希少価値が有る30年前くらいの物ばかりでした。 中古品とは言え、ある程度の値段はして稼働させる事を条件に購入したのですが、設置してから数ヶ月経っても編機を動かす事が出来なくて 製品が全く出来ない状態が続きました。 本社スタッフからは、そんな理由もあり「社長あんな古臭くてでっかい編機買ったんですか?中国でもあんなの見た事無いです。」と言われて しまいました。 そんな中古編機を私の判断で新型編機を購入する三分の一くらいの価格で何台も購入してしまったんです。 同じ靴下の編機ですが、今タイプとは違い、職人がドラムとチェーンを微妙に調整する大変手間と技術がいる扱いの難し物でした。 近隣の靴下工場の社長には、「こんな古い編機なんぼで買いましたん?」と聞かれ買った値段を言うと、「こんなん引き取って貰うのでも金 いりまっせ!よーこんなの買いましたな」とも言われました。 下にタンクが付いていて出来上がった靴下が、繋がったまま溜まっていくタイプのもので、今のコンピューター制御の編機と比べると 同じ糸を使っても風合いの良い商品が出来るんです。 とは言え、ワインの飲み比べ同様に、同じ素材で同じ針数と釜径が同じインチの靴下を履き比べてどちらが古い編機で生産したものかは 靴下ソムリエでも判別が難かしいと思います。 一般消費者の方には、品質が良くて安い物が良いという観点から、大幅に方針転換をして、全てUSBでデーターを変更するだけの最新の 編機ばかりを取り揃える事になりました。(下の写真は2011年の奈良工場開設当初に撮影した物)
コンピューター制御といっても
基本的な編機を取り扱う技術は大変重要!
中国の工場はこの技術者がいないんです。 編機にトラブルが起こった時に適切な処置をしないと、編機の寿命にも影響するし、靴下にも色々な不具合が出てしまうんです。 それでも10年程度前までは、中国で生産して、しっかりとした第三者検品工場でしっかり検品して納めれば安くて良い靴下はできましたが、 人件費の高騰により、製品に対する第三者検品工場のコストの比率が高くなり過ぎて本当にこれで良いの?という思いから、国内回帰を考え 靴下を生産するには日本で一番ベストな奈良県で工場を始めたのです。 これが、靴下メーカー三笠として動き出した理由です。 工場開設から8年目になりましたが、本社の商品企画も日本製と中国製を上手く使い分けて生産をコントロール出来るようになったと感心して います。 3期連続の2桁成長とはなりませんでしたが、靴下業界の業績が伸び悩む中で、2018年も目標の105%以上の昨年比108%になりました。 皆様に大変感謝しております。
来週の東京ビッグサイトで行われる健康博覧会にて、新商品展示も行いますので、今後の株式会社三笠に是非ご期待下さい。
中国の国内販売を再び
作成日2017年11月28日(火)
先程、羽田発のJL81便で上海へやって来ました。 今日の写真は先程機内にて撮影したのですが、虹橋空港行きは、結構低空で上海の中心街を飛んでくれる ので、窓側席だと着陸前にミニチュアの様な上海のビル群を楽しめます。 ここ最近上海へは、月に1度程度で滞在日数も以前に比べると随分減ってしまいました。 上海三笠は、一旦規模をかなり縮小しましたが、やっと採算が取れる様になったので、もう少し来る頻度を増 やしたいと思っています。
上海三笠は、間もなく設立11年を迎えます。 最初は、中国の国内販売が順調に拡大して、取引先も社員も増えましたが、変化の速さに対応出来なかった 事と、私の管理が悪く人材を育成する事が出来なかったのが原因で、中国国内販売は現在は無くなってしまい 日本へのOEM商品輸出だけになっています。 今後は、日本の靴下メーカーとして再度中国販売を模索しようかと考えています。