
中国南車集団が研究・製造した新世代車両「和諧号380A」が、最高時速486.1キロを記録したというニュースがありました。
今年9月には、上海-杭州間の高速鉄道が試運転で時速416.8キロを出したばかり。
わずか3カ月で約70キロも記録を更新するとは、驚くべきスピードです。
すでに上海~北京間(約1,318キロ)の線路は敷設を終え、来年10月1日の開通予定。
所要時間は約4時間とのこと。距離を考えると、まさに桁違いです。
一方、日本では青森新幹線が開通するまでに長い年月をかけ、 東京~新青森(713キロ)を3時間37分。
「はやて」という名前を返上した方が良いのでは…と冗談も言いたくなります。
さらに2013年には、上海~香港の高速鉄道も開通予定とのこと。
すでに高速鉄道網は世界最大規模なのに、拡張の勢いは止まりません。
ただし、開通区間でのトラブルも少なくないと聞きます。
発展を優先し、まずは走らせてから対応する中国。テストを重ね、安全を最優先する日本。
そこにもまた、考え方の違いを感じます。
このままいけば、東京~大阪のリニアモーターカーが開通する頃には、 中国で時速1,000キロを超える鉄道が走っているかもしれません。
スピードを追求するか、安全を極めるか。 どちらも一長一短ですが、経営もまた同じ。
拡大と安定、そのバランスが問われます。 さて昨日は、日本スタッフへの冬のボーナス支給日でした。
当社では設立当初から、ボーナスだけは一人ひとりに現金で手渡しするという伝統を守っています。
やはり、現金を手にすると重みが違います。 直接渡しながら、スタッフの生の声を聞く。
こうした時間こそが、次の改善や挑戦へのヒントになります。
スピードの時代だからこそ、足元を大切に。 一歩一歩、着実に進んでいきたいと思います。