2025年も残すところ、あとわずかとなりました。 今年を振り返ると、これまで積み重ねてきた挑戦が、 「形」として見え始めた一年だったと感じています。
大和高田市で建設を進めてきた新工場は、 いよいよ完成が目前となり、 発掘調査から始まったこのプロジェクトが、 過去と未来をつなぐ“ものづくりの拠点”として現実のものになろうとしています。
弥生・古墳時代の井戸という思いがけない出会いもあり、 歴史に守られながら新しい挑戦を進めていることを、 改めて実感する一年でもありました。
また、めんかちゃんプロジェクトは、 綿花栽培から工場、そして次世代へとつながる取り組みとして、 社内外から多くの共感をいただく活動へと成長しました。
奈良県立医科大学との共同開発製品も、 医療・リハビリの枠を超えた可能性を模索しながら、 「人の役に立つものづくり」という三笠の原点を さらに深めることができた一年だったと思います。
海外では、ISPOをはじめとした展示会を通じて、 日本の靴下づくり、奈良のものづくりの価値を 少しずつですが、確実に伝えることができました。
一方で、原料価格の高騰や為替の影響など、 経営環境は決して楽なものではありませんでした。
それでも、現場で汗を流してくれるスタッフ、 支えてくださるお取引先様、関係者の皆様のおかげで、 来年につながる確かな手応えを感じる一年となりました。
こうして毎日ブログを書き続けていると、 過去の記事が今の自分を励ましてくれることがあります。
記録を残し、想いを言葉にすることの大切さを、 今年も改めて感じました。
(この動画は、年内最終の新工場ドローン撮影したものです。)
本年も、私の拙いブログをご愛読いただき、 誠にありがとうございました。
2026年は、新工場の本格稼働という大きな節目の年になります。
これまで以上に、 **「人に喜ばれるものづくり」**を大切にしながら、 一歩一歩、前へ進んでいきたいと思います。
来年も変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、 どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。