今回の受賞については、業界紙の 繊研新聞・繊維ニュース でも大きく取り上げていただきました。
前回の社長ブログでは作品写真を掲載できていなかったため、 今回は 繊維ニュースさんに掲載された記事 をご紹介します。
山本合一 技術者が制作した 「ami kiriko+染」 は、 切子ガラスをイメージした独創的なパターンと、 奥行きのある色彩表現、そして横編みの技術を生かした立体的な風合いが特徴です。
見る角度によって表情が変わるこの編み柄は、 ホールガーメントならではの表現力と、 山本の長年の経験と感性が融合した、まさに“技術の芸術作品”。
審査員の皆さんからも 「まるで芸術品のよう」 と高い評価をいただきました。
今回の受賞は、技術者一人の功績にとどまらず、 三笠全体のものづくりの姿勢と、技術の積み重ねが結実したものだと感じています。

昨日は、本社朝礼にて、経済産業大臣賞を受賞した山本さんへ改めてお祝いをお渡ししました。
受賞の瞬間の喜びをスタッフ全員で共有しつつ、その後は横浜物流センターへ一緒に移動。
物流メンバーの前で、山本さん自ら**受賞作品「ami kiriko+染」**のこだわりを説明してくれました。
実物を前にして見ると、やはり“切子ガラスの輝き”が靴下とは思えないほど美しく、 スタッフの皆さんからも「これはすごい…」と感嘆の声が上がりました。
午後は、前日の野毛での祝賀会に参加できなかったスタッフを連れて、ささやかなランチ会へ。
受賞者を囲んで笑い声が絶えず、山本さんも終始ニコニコ。
受賞作品の裏側の苦労話や「実は家の風呂場で染めて汚して大変だったんですよ」という小ネタも飛び出し、 あっという間の楽しいひとときとなりました。
最後は山本さんにゆっくり帰路についていただき、 今回の快挙を改めて実感した一日となりました。
技術を磨き、仲間と喜び、次につなげていく—— これぞ“三笠のものづくり”だと感じています。