まだまだ暑い時期ですが、もう9月!そろそろ中国から冬物靴下の入荷が多くなってきました。
弊社の靴下を中国で生産を委託している工場は、種類により10数社あるのですが、生産を終えて日本へのコンテナへ積み込む前に、上海市内の弊社指定検品工場に入れ全数チェックします。(下の動画)
ここで、汚れやキズ・穴あきをチェックした後、検針器で縦方向と横方向の2回チェックしてから箱に詰めた後にコンテナに積み込むのです。
上海三笠スタッフが、コンテナ積み込みに立ち会って作業の写真や積み込みしている写真を撮影しコンテナに鍵を掛けて終了します。
そして、毎回コンテナ積込み報告書を作成し上海スタッフが本社宛にメールで送る決まりになっているのですが、これは上海三笠の重要な仕事のひとつなんです。
そのお陰で、以前より不良率かなり減りましたが、ここまで丁寧に検査してもお客様からのクレーム率は日本製より多いのが現状です。
中国の人件費は年々高くなり、検品費用も毎年上がっていますが、品質向上の為には、中国国内での最終検品は今後も続ける必要があります。
新工場の立地も決まり、いよいよ新工場建設に向け動き出しました。
場所は、大和高田市役所にも近く道幅も広い市役所通り沿いになります。
これから現在の奈良工場の拡張工事を開始するのですが、それと並行して新工場建設という大掛かりなプロジェクトになりました。
奈良のスタッフにとって、かなり負担が大きくなりますが、お取引先様からの受注の増加に伴い早急に生産数を増やし対応出来る様に頑張りたいと思います。