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靴下製造工程 - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠

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  • 靴下のできるまで!

    作成日2020年08月05日(水)

    70周年を迎えた奈良県靴下工業協同組合が作成した「靴下のできるまで」というPVをアップしました。(以前にもこの動画をアップした事があります。)

    編み立て→抜き→裏返し→つま先縫製(ロッソ)→表返し→傷見(検品)→仕上げセット→ペアリング→加工→検針・検品→梱包と1足の靴下ができるまでには動画の様な数多くの工程があるのです。

    この動画で紹介している靴下は、紳士リブ編み靴下ですが、この動画では、日本製の旧式ダブルシリンダー丸編機の生産を紹介しています。

    靴下の生地をしっかり下に引っ張って編みタンクに貯めてゆくことで、生地面を綺麗に整えているんです。

    そして抜きという工程で、片足づつに切り離しするのですが、これ意外と難しいんですよ、私は不器用なので、昔よくこの抜きに失敗し片足をダメにして怒られていました。

    つま先の縫い目を裏にする為に、切り離しした靴下を裏返しにしてからロッソミシンで縫い、そしてまた表返しをしてから、形を整えるセット仕上げをします。

    工程も多く人の手間もかかるので、もっと小売価格の底上げして欲しいです。

    奈良には一貫生産できる工場もありますが、編み立てた後のそれぞれの行程をやっていただける会社さんが今でも多くあるんです。

    ここが、靴下を生産する上での奈良の地の利なんです。

    セット屋さん・ロッソ屋さん・返し屋さん・加工屋さん・刺繍屋さん・靴下専門の包装資材屋さんプリント屋さん糸商さんなどなど

    中国には靴下の産地はありますが、一貫生産する工場が殆どで、これだけの分業が近くに揃っている立地は無いんです。

    今日は、7月度の営業報告があり昨年比124% 1月〜7月で116%と相変わらずスタッフ皆んな頑張ってくれています。

    中国製商品は昨年より売上げが減っているのですが、日本製商品はOEMでお願いをしている分を含めかなり順調に売れています。

    そんな訳で、奈良工場は出荷数量が増えている分を、少人数のスタッフをやりくりして24時間稼働に切り替え、横浜物流もパートさんのシフトをやりくりしてお取引先様へ欠品する事無く納品対応し、西日本営業所では、24時間稼働で生産数が増えている商品の加工と弊社の楽天ショップの配送対応で、作業が増えた分は残業して対応しています。

    コロナ禍の大変な時に、各事業所でスタッフが自主的に協力し合ってやっています。

    あとは、私が暴走しない様に心掛けたいと思います。